大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

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11/28(月)一般質問②呑川のユスリカ対策

ボイス 政策 議会 / 2011年12月9日

それでは、質問に移らせていただきます。

まず、はじめに「呑川のユスリカ対策について」 です。

前回も、他の会派の方から質問がありましたが、

呑川のユスリカが大量発生して、家の中に入ってくる、洗濯物に付着してしまう、

蚊柱が立って自転車・バイクなどの交通の妨げになり、交通事故を誘発する、

口の中に入って鼻炎や気管支炎などのアレルギー疾患の原因になる などなど、

地域の多くの方が、このユスリカの大量発生に長年悩んでおります。

ユスリカの大量発生を抑えるため、大田区として平成21年度からユスリカの産卵場所となる

川底の藻を取り除く清掃作業の抜本的見直しをしました。

それまでは「人力で刈り取り、高圧洗浄機で除草する」というかなり手間のかかる作業をしており

ましたが、小型の清掃作業車を呑川の川底に下ろして走らせ、川底の藻が増えてしまう前に、

効率的に取り除くという方式を導入して、人力にて、約1ヶ月かかっていた1回の清掃作業が

たった1日で終わるようになり、それまでとほぼ同等の費用で、年間4回の清掃回数を

その10倍の40回以上に増やすことができ、ユスリカ対策の強化に取り組んできました。

これは大変に素晴らしいことであると思います。

しかし、これはユスリカの幼虫の駆除にはなりますが、ユスリカの成虫の駆除にはなりません。

地域住民の方は、成虫になったユスリカによる被害で悩んでいるわけです。

インターネットで調べても多くの自治体が同じように悩まされている問題でもあります。

第3回定例会の理事者の方からの答弁で、

『今後とも、いろいろ工夫をしながらユスリカ対策に努めてまいりたい。』とありました。

そこでお伺いいたします。

(質問①)

呑川の清掃作業車導入の改善がされた後、他にはどのようなユスリカ対策案が

具体的に検討されてきましたでしょうか?詳しくお聞かせください。

ユスリカの成虫は照明から出る短い波長・紫外線に引き寄せられる習性があるようです。

街灯をLED照明にして、ユスリカの成虫が集まらないようにするという考え方もありますが、

LED照明の設置も費用がかかり、なかなか設置するには難しいかもしれません。

(質問②)

そこで、逆の発想で人が通らない場所となる河川の上にユスリカの成虫を集めてしまう

という方法はいかがでしょうか?

例えば、橋梁の外側の河川の真上になる箇所や、柵の内側の壁などにユスリカの成虫が

より引き寄せられる青い光の照明「ケミカルランプ」と呼ばれる捕虫用蛍光灯を設置、

また、併せて電撃殺虫器の設置など試験的に実施してみてはいかがでしょうか?

ぜひご検討のほど、よろしくお願いいたします。


 

(回答①:都市基盤施設担当部長)

私からは、ユスリカ対策の取り組みにつきましてですけれども、このユスリカの問題は、議員ご指摘のとおり清掃作業を抜本的に見直し、河底を走る河川清掃車を導入したことにより河底の藻を繰り返し取り除くとともに、藻に付着したユスリカの卵とさなぎを除去し、大量発生の防止に一定の効果があったものと考えております。

しかしながら、既に成虫となって飛散しているユスリカには対応しきれていない状況があることも承知しております。

屋外における成虫駆除対策はその効果の見極めが難しく、また切り札は正直見つかっておりません。引き続き効果のある対策を検討してまいりたいと思っております。

 

(回答②:都市基盤施設担当部長)

次に、橋梁の外側などにケミカルランプと呼ばれる捕虫用の蛍光灯や電撃殺虫器を設置する件についてですけれども、ケミカルランプは、ユスリカを集める効果はあるようですけれども、一方で、屋外に設置するとユスリカ以外の虫も大量に集める可能性があると思われます。

また、一般的な蛍光灯と比べて寿命が短いなどの課題もありますので、議員ご提案のケミカルランプによりユスリカを集める方法も含め、誘虫ランプ方式や吸入型の捕虫方式などを検証し、効果のある方法を検討してまいりたいと思っております。