大田区議会議員  玉川 ひでとし (公明党)

いつも 明るく! たくましく!

6/10(金)、一般質問

お知らせ 政策 教育 議会 防災 / 2011年6月15日

ご案内の通り、「平成23年度 大田区議会 第2回定例会」の2日目、
6/10(金)の10時より、トップバッターとして一般質問に立ちました!
実は1週間以上前から声帯を痛め、声が嗄れて大きな声が出なくて、前日も良くならず、とても心配だったのですが、
何とか当日朝に回復し、公明党および他の会派を含めての新人議員の第一声とともに元気いっぱい満足のいく質問をすることができました!

お昼の休憩時間には、会派を超えて先輩議員や新人議員の方から
「勢いがあって良かったよ」と声をかけていただきました。

溝口誠顧問夫妻をはじめ、洗足支部20名近くの方々が傍聴に来てくださいました。
大変にありがとうございました。

早速この模様が、大田区HPで動画配信されました。
平成23年第2回大田区議会定例会(第2日)一般質問 玉川英俊議員(公明)
以下のとおり一般質問の内容を掲載いたします。

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初めて一般質問させていただきます、大田区議会公明党の玉川英俊でございます。
このたびの区議会議員選挙におきまして初当選させていただきました。
19年間の民間企業での経験を活かして、ご支援してくださったみなさまのご期待にお応えできますよう頑張ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

それでは、区民の方から寄せられた声を元に何点か質問をさせていただきます。

まず、はじめに「学校避難所について」 です。
大田区内には区立の小・中学校等の91箇所が避難所として設定されていますが、この学校避難所の地区割りは、自治会・町会の単位で指定されています。
私の地元の洗足地域において、目の前に学校避難所があるのに、離れた学校に避難しなければならない区割りになっている地域があります。

例えば、上池台2丁目にある「小池小学校」に隣接する住民の一部の方々は、目の前の「小池小学校」を横目に中原街道まで出て、この大通りを横断して南千束1丁目にある「大森第六中学校」まで避難しなければなりません。
また、同じくこの「大森第六中学校」に隣接する南千束1丁目にお住まいの方々は、目の前の「大森第六中学校」に背を向け、急な坂道を上り下りして北千束2丁目にある「赤松小学校」まで避難しなければなりません。

これらの学校近辺にお住まいの住民、 特に高齢者の方からは、『どうしてわざわざ離れた場所にある学校まで避難しなければならないのか?』といった声が多く寄せられています。
そこでお伺いいたします。
(質問①)
このような特殊な地理状況の地域においては、班単位などの小さい単位に地区割するべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
今後の防災計画の改訂に盛り込まれていくのかどうか、お聞かせください。

また、学校避難所の備蓄倉庫には体を温めるための毛布が備蓄されていますが、冬場には学校の体育館はものすごく冷え込み、とてもじゃないけれど館内でじっとしては いられないといった不安の声を ある学校の先生との懇談の中で聞きしました。
そこでお伺いいたします。
(質問②)
学校避難所には断熱用敷物は備蓄されていますが、体育館用に厚めのジョイントマット、そして、暖房器具などを備えておくべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
今後の備蓄品として追加できないものかどうか、お聞かせください。

さらに、「学校避難所の開設について」、質問いたします。
洗足地域にある「大森第六中学校」では「命の大切さ講座」と題し、3年生の生徒全員を対象に「普通救命講習」の受講を行い、中学生であっても「自分の力で救える命がある」ということを知り、「行動する勇気の大切さ」を学んでいるとのことです。

そして、昨年の10月には、大田区防災課の職員、千束特別出張所の防災担当者、避難所運営協議会の方々と連携して、3年生の生徒136名が参加する防災訓練、学校避難所の開設訓練が実施されました。
この開設訓練で、136名の中学生が、大人たち一緒に仮説トイレの設置や避難者スペースづくり、発電機の操作、炊き出し、バケツリレーなど、貴重な体験をされました。

そして参加した中学生からは、「普段から地域の方と親しくなっておいたほうがいい」、「災害時は自分から仕事を探してお手伝いしたい」 といった声もあり、活動の改善点を考えたり、視野が広がったりと、大変に効果のある「学校避難所の開設訓練」ができたとのことです。

今後も継続して開設訓練を実施し、地域とのよりよい共生を目指していくようですが、この開設訓練の模様は、学研の「教育ジャーナル」という雑誌にも紹介され、その記事を見られた広島県や北九州市の学校などからも 「大森第六中学校」に『この開設訓練のことを詳しく聞かせてほしい』という問い合わせがあったとのことです。
そこでお伺いいたします。
(質問③)
この「大森第六中学校」での取り組み、成功事例を大田区が率先して参考にされ、区内の各中学校において、災害時の「支援ボランティア」として活躍ができる「自助」、「共助」の体験学習や、地域と連携した防災訓練の実施地域力の強化を推進していくべきであると思いますが、いかがでしょうか!
大田区としての考えをお聞かせください。

さらに、このような中学生が運営側に立てる学校避難所が多く開設できるようになれば、将来的には、学校避難所の考え方を見直す必要も出てくるのではないかと思います。
つまり、小学校と中学校は、避難所の1施設として同じ機能として考えられていますが、このような訓練を受けてきた中学校においては、中学生が守られる側から運営する側にまわることができ、より強力な運営体制が図れる、レベルの高い学校避難所として位置づけることができるのではないでしょうか。
そこでお伺いいたします。
(質問④)
このような大田区内の「学校避難所の開設訓練」の平成22年度の実施状況、および、今後の開設訓練の取り組み、そして、学校避難所の将来像についてお聞かせください。

3月11日の大震災直後、各地で計画停電が行われ、ここ大田区の一部地域も実施予定となり、北千束1丁目の我が家も、計画停電の対象となりました。
結果的に数回予定されていた計画停電は、一度も実施されませんでしたが、この地域には商店街があり、計画停電の時間に合わせて一時、閉店の計画を立てたり、そのためアルバイトの人は急遽その時間帯の仕事がなくなったりと、停電にならなくともさまざま影響がありました。
「広い大田区の中で、どうしてここの一部だけが停電になるのか?」、また「今後また計画停電が実施されるときには、この地域が真っ先に対象になるのか?」といった地域住民の不満や不安の声や、「停電対象となった理由」の憶測による噂なども飛び交いました。
(質問⑤)
そこでお伺いいたします。
北千束1丁目、3丁目の一部地域だけが計画停電の対象となった理由と、今後の計画停電に対する大田区の考えを聞かせてください。

今回の大震災で大田区民の防災意識が高まっている今こそ、自助、公助、共助の災害に強い大田区を築くチャンスであると思います。
(質問⑥)
防災パンフレットを作成され、防災対策や災害発生時の対応についてわかりやすく紹介されておりますが、さらに区民に浸透させるための提案としまして、名刺サイズに折りたたんで携帯することができる簡易版のマニュアルを作成して、区民に配布されてみてはどうでしょうか。
ぜひともご検討の程、よろしくお願いいたします。

(質問⑦)
最後に、災害に強い街づくりのために 今後、大田区はどのような取り組みをしていくのか、どのような工夫をされていくのか、具体的に何か検討中、計画中のものがありましたら、ぜひとも聞かせください。

以上で質問を終了させていただきます。ありがとうございました。


~ 理事者の答弁~
宇佐見 防災・危機管理担当部長

順次お答えしていきたいと思います。
(回答①)
まず、学校避難所の地区割りに関するご質問についてでありますが、地域でのまとまり、相互協力ということを念頭に置きまして、217の自治会・町会を91か所の避難所へ指定しております。
ご指摘のとおり、必ずしも地域の皆さんが満足されていないという部分があるのも事実でございます。
一方、この間、避難所運営協議会を設置し、マニュアルづくりや運営訓練を積み重ねていただき、避難所を中心としたコミュニティも形成されております。
不慣れな集団生活を送る上で、顔見知りの方が近くにいると安心感が得られ、情報のやりとりや物資の配給等がスムーズにでき、平時における取り組みの成果も期待されるところであります。
現在、地域防災計画に基づく災害時要援護者への取り組みも進められているところであり、避難所の指定に関しましては、距離のほか、避難支援の仕組みなど総合的な観点から検討してまいります。

(回答②)
それから、学校避難所の備蓄品についてのご質問でありますけれども、冬場対策として毛布、それから断熱シートを1500人分用意しております。
実は、今回の地震による津波で亡くなった方の検死報告というのが今だんだん明らかになりつつあるのですが、その中で、どうも重ね着をして亡くなった方が多いということが特徴として言われております。
これは、3月11日は東北地方は雪でありましたし、またその前に起きましたチリ津波地震で避難したときに避難所が寒かったということで、家で重ね着をしていて、そのために時間を費やして流されてしまったのではないかというような解析もされております。
いずれにしましても、こういった検証がこれからたくさん出てまいりますので、それらを踏まえて備蓄についても検討してまいりたいと思っております。

(回答③)
それから、中学生のボランティア活動についてでございますけれども、今後、教育委員会及び地域の皆様方と連携を深めて、防災訓練が地域に根差した現実的な訓練の場となるよう検討してまいります。

(回答④)
それから、中学校での学校避難所開設訓練の平成22年度の実施状況及び学校避難所の将来像についてでありますけれども、実施状況については、全91か所中、協議会の開催が97回、訓練実施が41回でございます。
それから、学校避難所の将来像につきましては、中学生の力を活用した避難所運営の拡充策について貴重なご意見をちょうだいいたしました。
高齢化社会が進む中で、学校の生徒に対する防災活動への参加について、地域ニーズの高まりを感じているところでございます。
既に区内でも大森第六中学校をはじめとしまして、数校で地域と学校が連携して生徒が参加する訓練が行われております。
東日本大震災の被災地では、児童や生徒によるボランティア活動が展開されている状況を踏まえて、今後、教育委員会事務局とも協議しまして、児童生徒への防災教育のあり方、地域の防災活動への協力のあり方等について検討し、その結果を学校避難所の運営に反映してまいりたいと思います。

(回答⑤)
それから、計画停電になった理由と区の考えについてでございますけれども、東京電力からの情報ですと、計画停電は変電所ごとに設定されておりまして、大田区の場合、神奈川県にある変電所からの送電範囲にある地区が対象になったということでございます。
今後、23区内では計画停電は行わないというふうにされております。
そのためには節電が必要ですので、区としては、区の施設はもとより、区内事業者、企業、区民の皆様などへも節電を呼びかけてまいりたいと考えております。

(回答⑥)
それから、議員がご提案になったカードについては、検討させていただきます。

(回答⑦)
最後に、災害に強いまちづくりのためにどのように取り組んでいくかというご質問でありますけれども、自治会連合会、学識経験者、区議会議員、関係行政機関等の方をメンバーとする大田区防災力強化検討委員会を設置し、震災の教訓、課題について検討する予定でございます。
現在、地域力推進地区委員会を通じて区民の声を伺っております。さらに広く区民の方のご意見を伺う方策も検討し、地域防災計画、各種計画に反映させてまいりたいと考えております。

私からは以上であります。

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以上