バックナンバー 2015年 12月

本日は大阪市会一般会計決算特別委員会の3日目、公明党の質疑日でした。
私は3番手で登壇、これまでの委員会質疑で取り組んできた内容も含め各般に渡り質疑を行いました。

以下、簡単に質疑の内容と局の答弁を記載しておきます。

①自転車安全利用条例制定に向けて<市民局>

 <質問主旨> 来年の条例制定に向けて、我が党の提言もふまえ、実効性のある事業と市民への周知の為に様々な手法を検討していく必要があるがどのように取り組んでいくか。

 <答弁>・安全講習会とセットにしたインセンティブ事業を検討していく。

     ・提案のあったシンボルマークについても検討していきたいと考える。

②歩行者案内標識について<建設局・経済戦略局>

 <質問主旨>昨年からの指摘をふまえ改善している中、スピード感を持って外国人観光客、日本人観光客そして市民の為に歩行者案内標識の整備するべきと考えるがどう取り組むか。

 <答弁>・来年度には先行的に大阪城公園周辺を対象に新しい取組みを行う。

     ・来年度中に今後の計画を策定。民間活力を活用したデジタル化、ICT活用を来年度早々に実例をあげられるように取組む。

③指定管理者制度の検証、専門家の活用について<契約管財局>

 <質問主旨>指定管理者制度について事業者選定の基準をコスト重視だけでなく、市民サービス向上のためには施設で働いていらっしゃる方々の労働条件や労働環境が確保するためにも選定には労働関係法令に精通した専門家も活用すべきである。また利用者へのアンケート調査を、一過性のものではなく永続的に実施して、フィードバックをより充実させるべきであると考えるがどうか。

 <答弁>・社会保険労務士などの専門家の活用について検討していく。

     ・指摘の点をふまえ利用者のサービス向上の為、引続きアンケート調査を継続的に実施する。

④未利用地の有効活用について<契約管財局>

 <質問要旨>未利用地の有効活用について、市内中心部にある未利用地や駅前などに所在するある程度まとまった未利用地は、まちづくりや将来 の行政需要、防災目的などにも備えて、長期的な視点をもって残しておかなければならない未利用地があるかもしれない。これまでの売却一辺倒ではなく、不動産市況やまちづくり、防災に明るい専門家など第三者の意見も聴きながら、今一度、客観的に未利用地の有効活用策を見つめ直すことが必要ではないかと考えるがどうか。

 <答弁>・あらためて未利用地の有効活用策を見つめ直し、専門家など第三者の意見を聴く仕組みやそのような場を設けていくことを検討する。

⑤休日急病診療所の老朽化対策について<健康局>

 <質問要旨>休日急病診療所は、市民の安全安心のための非常に重要な施設であるが、老朽化、バリアフリー化、駐車場が無いなどの課題がある。行政として責任を持って対応していただきたいと考えているが、今後、どのように対応していくつもりなのか。

 <答弁>・課題があることから、指摘の沢之町休日急病診療所をはじめ課題解決に向けた対応を順を追って進めてまいる。

⑥AED(自動体外式除細動器)のコンビニ設置について<健康局>

 <質問要旨>夜間帯については、AEDを設置している施設が閉館するため、利用できるAEDが少なくなる。24時間営業しているコンビニエンスストアにAEDを設置すれば、更なる救命率向上に資すると考える。他都市でもリースで進めている事例等を参考に検討をすべきと思いますがどうか。

 <答弁>・指摘のとおり、夜間帯は利用できるAEDは少なくなる。他都市の事例課題について情報収集を行い検討してまいる。

◆種々の提案をし、前向きな答弁を引き出し、今後の方向性も見えてきました。これからもしっかりと市民の為の施策を進めて参ります!

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公明党 生野支部 山田正和
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