10月19日にナラ枯れの被害状況を確認するため、茨木市北部地域へ行ってまいりました。
ナラ枯れとは菌を持ったカシノナガキクイムシが木の中に産卵し、その菌が繁殖しナラの木の揚水機能が不全となり枯れてしまう被害です。
福井県、滋賀県から大阪府に入って来て昨年大量に被害が広がったことから今年度森林環境税の一部を対策に当てます。
現場を見ずして語れないとの信条から現地へ、北部農と緑の総合事務所の職員に案内いただき視察。伐採駆除した現場とカシノナガキクイムシの掘った1ミリ程度の無数の穴を確認しました。1本のナラの木に2~3万匹集まるという猛威を感じ、同時に1ミリ程度の虫を駆除することの難しさを痛感致しました。高齢化した木が被害にあっており、林業の人手不足で伐採されることが無くなった結果ナラ枯れの被害が起こっている状況。
今後の対策にも余念無くあたってまいり倒木などの被害がないよう努めてまいりたい。
10月13日と17日の両日で環境農林水産常任委員会が開会。私は副委員長を務めさせていただきました。
また、質問にも立たせていただき
①子育て施設木のぬくもり推進事業について
②CLT材(直交集成材)の普及促進について
③都市農業の振興について
④北部地域の農業活性化について
⑤消化ガス発電について
の5点質問致しました。特に北部の農業活性化については、加工品の6次産業の取組強化と大学や高校との連携で地域ブランド力強化、さらに北部地域の茨木市、高槻市、箕面市など北摂・三島地域の市町が横串に連携していくことを訴えました。
消化ガス発電については、消化槽を含めた発電設備を民間と協力して各水みらいセンターで導入できるよう都市整備部と連携していただくよう求めました。
10月12日地元茨木市にある高石工業さんに市議会議員とともにお邪魔させていただきました。
同社は水道などに使用するゴムパッキンなどを製造販売する会社。現在、それと同時に水素ステーション内で使用するゴムのOリングを開発しており、日本のみならず海外からも注目を集めている会社です。
大阪府の補助金事業を受けたことを私が知り、地元で頑張る企業を応援するつもりで昨年訪問させていただいたことがきっかけであります。
今回は工場内を見学させていただき、従業員の方ともお話をさせていただきました。社長のお人柄に共通して皆さんやさしく接してくださいました。今後のご発展を大いに期待しております★
また全力で応援していきたいです。
10月7日の本会議で一般質問終了後、先議(先に議決を要するもの)を要望されていた「広域農道岩湧地区2号トンネル築造工事」に関して我が会派を代表して私が討論に立ちました。
8月末にトンネル先端部で崩落が起こり、作業内容を見直すことになり、変更予算を要求することになりました。
討論ではトンネル工事では地盤が緩くなったりすることは理解するものの、作業内容変更後に議会への報告もないことに議会への説明責任が不足していると指摘。今後、危機管理意識を持ってあたるように訴えました。
今回は崩落時に作業員がいなかったため大事には至らなかったが、今一度、事故対応のあり方を見直していただきたい。議案は討論後に採決し可決いたしました。
9月28日に茨木市の彩都中部地区に建設中だったプロロジスパーク茨木が竣工式を迎え、式典に参加して場内を見学してまいりました。
今までプロロジスは沿岸部に物流施設を建設しておりましたが今後の人材確保などの動向を見通し、内陸部への建設として彩都中部地区へ建設。彩都西部地区の住民や交通の利便性などを重視した。
6階建て19万平方メートルの延床面積であり、あまりの広さに圧倒されました。外観は茨木市北部の緑に配慮し緑色を基調としたデザインに。
現在は5階までがニトリグループが賃貸契約を結びました。今後、多くの雇用が見込まれており期待が高まっております。
また、その南部にも三井不動産が物流施設を建設中で1200人の雇用が見込まれております。