セーフティーネット
7月29日 この数日、脳梗塞や突然の事故などにより、生活困窮されている方のために動いていたのですが、お話をお伺いしているうちに、これは【誰にでも起こりうる事】なんだと言う思いを強く感じました。
特に非正規や自営などの場合はなおさらです。
改めて社会保障制度の大切さを感じると共に、日本という国はこうしたセーフティーネットが整った素晴らしい国だとも思いました。
充分手厚いかどうかは、いろいろなご意見があるとは思いますが・・・
しかし、これらの制度は本当に困窮している方の為にある制度であって、初めから不正受給を目的とし、搾取を画策するような人間は絶対に許せないと思います。
数日前の「産経新聞」に、東大阪の生活協同組合の幹部が、生活保護費を不正受給していた容疑で逮捕されたと掲載されていた。
搾取した資金は共産党党費などに充てられ、H22年からの5年間、総額330万円になる見込み。
この不正受給に対して数人の同幹部らが関与していたとして、同じく逮捕・捜査されている。
更に、申請の際に提出する書類は、同組織の運営する病院で作成され「就労は難しい」と書かれていた。
また、福祉事務所への申請の際には、共産党市会議員が同行していたと報道されている。
今後、捜査で真実が明らかになってくると思いますが、こうした犯罪は、まじめに働き税金を納めている国民をバカにし、不本意にも困窮状態となってしまいながらも懸命に生きておられる方を利用する、人として最悪な行為であると思います。
豪雨被害2
7月23日 今日は朝から逢坂市民センターへ。
昨日の避難勧告で一時避難されている方の元へ行くと
「よく眠れたよ」と笑顔で・・・(^-^)
大津市の職員から市営住宅への避難を提示してくれましたが、高齢でもあるので中々希望の場所が見つかりませんでした。
しかし地域の方の好意で、すぐ近くの空き家に入れる事になり一安心です。…
現場へ
昨夜は暗くてわかりませんでしたが、現場を見てビックリ!倒壊しそうと言うより、よく寸止めのような状態で止まっているな!という感じでした。
付近では吾妻川の土砂を職員の方が掻き出してくれていました、
毎回台風などの大雨で大量の土砂が流れ込み、水位が上昇する事で、川が溢れるなど被害を拡大させているからです。
大津の中心市街地を縦断する川なので、根本対策を早急に考えて行かなければなりません。
滋賀は全国的に見て災害の少ない土地だとは思いますが、山を切り開くように住宅が広がる大津は、充分な備えと対策がまだまだ必要だと感じました。
豪雨被害
7月22日 研修から帰ってきて間もなく、災害情報があり現地へ。
逢坂1丁目付近で擁壁崩壊危険個所が見つかり、周辺住民の方に避難勧告がでました。
私が現地に行った時には、暗かったので危険個所の確認は出来ませんでしたが、崩落に備えて企業局の方が水道・ガスの遮断工事をされてました。
周辺住民の方にお話を伺い、避難された市民センターへ。…
幸い未然に危険個所が見つかり、けが人などが出ませんでしたが、数日で家に帰れるのか?長期間に及ぶのか?など不安な思いをされていました。
また、明日朝から危機防災課の職員などから詳しい状況を確認し、今後の対応を協議する必要があります。
今夜も激しい雨が降っていますので、崩れて家が傾くような事にならなければいいのですが・・・心配です。
行政視察研修
7月22日 月曜日は、ピアザ淡海で県党員大会。
粉川新滋賀県代表のもと山口党代表をお迎えして盛大に開催する事が出来ました。
火、水は行政視察研修です。
火曜は、千葉県市原市にて「生活困窮者自立支援法」の基づく取り組みについて…
(いちはら生活相談サポート事業)
同法は、公明党が成立させた制度ですが、
精神疾患や発達障害、複雑な家庭環境など・・・さまざまな要因により定職につけない、働きたくても働けない、非正規雇用で生計を立てる家庭など、生活保護に陥る前に、自立するための支援を総合的に行う事で、困窮状況を抜け出してもらおうとする制度です。
近年問題になっている、親から子への「貧困の連鎖」を防ぐ「子どもの貧困対策推進法」と共に非常に重要な制度ですが、単に生活費補助するような取り組みではなく、一人一人の状況に合わせて自立へ向けたプランを組み立て、就労支援はもちろん、就労に向けた日常生活や社会生活の訓練などを行っていく制度です。
水曜は、東京都北区での地域包括支援センター「医療と介護の連携事業」について、
この制度も公明党が一貫して取り組んできた制度ですが、
孤立する高齢者を、介護スタッフ・ケアマネージャーだけでなく、地域かかりつけ医、認知症精神科医、歯科医、訪問看護士、薬局など、さまざまな専門スタッフが連携し情報共有し、一人一人に合わせてサポートして行く取り組みです。
どちらの事業も、それぞれの地域で、きめ細かいソフトパワー的支援を行うためのネットワークを作り、民間の協力を頂かないと成り立たない事業だけに、地道な環境醸成が必要となります。
それだけにとても難しい部分が多いのですが、どちらの地域においても献身的に相談者に関わり頑張っておられる様子が伝わってくる素晴らしい研修でした。
まだまだ学んで行かなければならない事も多いですが、今後へ向けてしっかりと活かせるように頑張って行きたいと思います。