バックナンバー 2011年 8月 16日

 

予科練平和記念館

 8月15日、66回目の終戦記念日となったこの日は茨城県阿見町にある予科練平和記念館を訪問してきました。

予科練とは、海軍が熟練した航空機搭乗員の養成をするため、14~17歳の少年達を選抜・訓練した海軍飛行予科練習学校。

昭和14年に横須賀から海軍飛行予科練習部が霞ヶ浦に移転され、土浦海軍航空隊としてスタートしました。

全国から少年達を募り、試験で選抜。終戦までの15年間で約24万人が入隊し、うち約2万4千人が戦地へ。

なかには特別攻撃隊として出撃したものも多く、戦死者は1万9千人にのぼりました。

 

予科連記念館(雄翔館)の前で

霞ヶ浦平和記念公園の中に予科練平和記念館が。

 阿見町では、忌わしい戦争のために

将来ある青年達が、犠牲になった歴史

を残そうと昭和41年に予科練二人象が

建立、43年には予科練記念館(雄翔館)

を設置。その後、戦争の歴史を風化さ

せず、平和の尊さ、戦争の悲惨さを次

世代に伝え残す事を目的に

昨年2月2日、将来に向けて恒久平和を

発信していく予科練平和記念館を建設

しました。

 展示品は特攻隊として出撃していく少年の遺書、貴重映像、予科練の写真等多数あり、

当時の生活や少年達の心の葛藤などがストレートに伝わってきて、胸が一杯になりました。

 写真からは予科練の生活が、規律厳正だが友人と学びあい、助け合う寄宿生活から、

大きく成長している様子が伝わってきました。

 また、少年達の父母への手紙や特攻隊として出撃前に書いた遺書からは、

懐かしき故郷への思い、父母へのご恩や兄弟姉妹への愛情などが溢れ、

涙が込み上げてきました。

 見学を終え、平和記念館から出ると、青空が広がり、太陽がギラギラと照り付けていて、

66年前もこのような天気だったのかなと思いました。

 二度と戦争を起こさない、断じて平和な時代を創る。改めて深く決意しました。

 

自衛隊武器学校前の戦車

見学を終えて、予科練二人象、雄翔館に足を

運び驚いたのは、二人象や雄翔館があるの

は陸上自衛隊の駐屯地内武器学校で、

現役で使用している戦車が雄翔館のすぐ側

に置かれてあったことです。

 自衛隊の武器学校の機能があるので、

仕方ない部分があると思いますが、

「平和記念館」の横に「戦車」「武器学校」

・・・少し複雑な思いになりました。

 理想と現実をしっかり直視し、

平和建設へ向け、今までより一歩前進させる力。

その力が今政治に求められている実現力ではないかと感じました。

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