バックナンバー 2009年 4月

 子育て世代の「あったらいいな」からスタート!

 子育て支援に関するニーズは、働き方などライフスタイルの変化とともに多様化している。こうした多様なニーズについて、全てを行政でカバーするのは無理であり、NPOなどが独自に展開する様々な福祉活動について、行政パートナーとしての注目が集まっている。

 おおこし勝広は他の公明党区議らとともに、長野市を中心に保護者の「あったらいいな」と思うような子育て支援サービスを安価に提供しているNPO法人アリスチャイルドメイトを視察。福原裕美子代表に事業の運営や利用者のご意見等、様々伺った。

 アリスチャイルドメイトは、1994年にベビーシッター事業からスタートさせ、97年には一時預かりなどを行う保育室事業を展開、01年にNPO法人の認可を取得。

 現在は団体・法人向けの保育園の運営や保育ママ事業なども実施し、子育て世帯からの様々な相談も24時間、365日受付けているとのこと。

 長野市はファミリーサポート制度も実施しているが、スタッフが保育士や幼稚園の教諭などの専門家(30人)であることから、利用者はリピーターが多いとのこと。事業運営については財政的に大変厳しいが、行政からの財政支援は一切受けていないとの話。 

 行政サービスはどうしても法律や条例に縛られ、定食型(決まったか形)のサービスになってしまい、様々なニーズに対応できない側面がある。しかしする、メニューが豊富で利用者側が選べる、いわばカフェテリア形式のサービスがあれば助かると思う。公共福祉において行政側ではできない部分を担ってもらえる、「行政パートナー」となる団体の育成・支援の必要性を更に感じた。

 おおこし勝広は所属している新タワー建設・観光対策特別委員会が開催され、基礎工事がほぼ完了し、いよいよタワー塔体・低層棟の躯体工事着手に伴う工事現場・工事状況を調査した。

 建設業者の大林組と東武鉄道(株)、東京スカイツリー(株)の説明、案内で建設現場を調査するとともに、今後の工事計画などについて意見交換を行った。

 東京スカイツリーは、今年の初夏の頃には地上50m、秋〜冬には地上200mまで建設が進み、来年の夏頃には350m、第1展望台の高さまで建設が進むとの話。
 溶接についても1か所について熟練の溶接工が4人がかりで行うとのこと。
スカイツリーの色も決まり、街の中から建設中のスカイツリーが見えるようになると区民の関心も高まり、街の雰囲気も随分変わってくると思う。
 建設に伴うインフォメーションセンターも東武鉄道本社近くに設置され、積極的に広報活動を展開することから、スカイツリー本体だけでなく、まちづくりについても行政責任の中で、積極的な情報発信の必要性を感じた。

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