県民への謝罪を要求/党沖縄県本部 前防衛局長発言に抗議
公明党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)は1日、同県嘉手納町の防衛省沖縄防衛局を訪れ、田中聡前局長が、米軍普天間飛行場の県内移設に向けた環境影響評価書の提出時期をめぐって、女性や沖縄県民を侮辱する発言をしたことについて厳重に抗議した。
席上、上原章県議は田中前局長の発言について「女性への侮辱的発言であり、沖縄県民に対する侮蔑的な意味も含んだ許し難い内容だ」と強く抗議。その上で、(1)発言撤回と県民への謝罪(2)一川保夫防衛相の辞任(3)普天間飛行場の県内移設断念――などを求めた。
同局担当者は「沖縄県民、特に女性の方々を傷つけたことに対し、おわび申し上げる」と謝罪。要求事項については「当局幹部、本省に伝える」と述べた。