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食文化の持つ奥行きに感謝しつつ、
「おふくろの味」をテーマにした食育を!

静岡県森町にある「三鞍の山荘」を営む伝説のフランス料理シェフ、今井克宏さんに講演をしていただいた。

今の子どもたちの偏食については、大人のせいであると一刀両断。幼児にも大人と同じフルコースを提供してきた経験から、大人以上に子どもは「食材」を楽しむ能力が高いことを語られた。たしかに、今井さんのレストランを訪れたとき、当時3歳だったわが子も、長時間フルコースでも席を立つことがなかった。

また、今井さんは「おふくろの味」の伝承こそ、日本社会の責任であると。今井さんのレストランの朝食は、意外にも「おふくろ料理」だった。味噌汁、きんぴらごぼう、卵焼き、とろろ汁等々…。一緒に行った友人は20数年間、朝食を口にしなかったというが、この時ばかりはうまそうに食べた。このような「おふくろ料理」の持つ普遍的な力に驚いた体験があったので、今井さんの主張に深く納得した。

いのちの源となる「食」をどう考えるか。食文化の持つ奥行きに感謝しつつ、「おふくろの味」をテーマにした食育を! 多忙の中にあっても豊かな家庭教育に楽しく挑戦したい。

(「食を楽しむ―伝説のシェフの講演」より)