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政治家は、「ひとりの人の幸福」という視座を
けっして見失ってはいけない。

「セントラル愛知交響楽団」名誉指揮者で金城学院大学教授の小松長生氏の話は感銘深かった。

氏曰く、アメリカのボルティモア交響楽団にいたとき、それまでの生き方を一変させる出会いがあった。

全米屈指の医療機関ジョンズ・ホプキンス病院でのクリスマス慰問コンサートで、小松氏らは、明日の命もわからない40人の子どもたちのために、L・アンダーソンが作曲した「クリスマスフェスティバル」を演奏した。不治の病に冒された子らを前に演奏することは衝撃的な体験だったが、彼らは曲に合わせて楽しそうにスイングしてくれたそうだ。

それ以来、「目前にいる人たちがいかなる悲しみや苦しみの淵にあろうとも、ハッピーになる演奏をすることこそ音楽家の使命」と心に誓ったという。

ひるがえって、政治の世界で「心を救う」「心をハッピーにする」取り組みを具現化することは、容易なことではないと思う。しかし、政治家をはじめ、人に尽くすべき人は、「ひとりの人の幸福」という視座をけっして見失ってはいけない。

(「命を救う、心を救う――文化芸術活動の偉大な力」より)