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「世界の平和」は、
社会と積極的にかかわる家庭から始まる。

元国連事務次長のチョウドリ氏にお会いしたのは、1992年3月。名古屋で「子どもの人権展」が開催された折だった。当時、ユニセフ駐日代表事務所所長。高潔で正義感あふれる振る舞いに、感銘を受けたことを鮮明に覚えている。

チョウドリ氏の言葉の一部を紹介したい。

「社会と積極的にかかわる家庭からは、自立し、創造力のある、困難に立ち向かうことのできる人間が育ちます。『平和の文化』のメッセージと、寛容・相互理解・多様性の尊重の価値が、家庭で幼少期から教えられるなら、数十年先の世界においては、対立と暴力の蔓延する今日の社会は、大きく変化するはずです」

未来を見つめ、闘う行動者の含蓄ある言葉だ。

社会の教育力低下、治安の悪化、児童虐待等が、地域社会と家庭に起因すると言われて久しい。地域社会のコアである「家庭」の持つ教育力を強化・再構築していく――時間のかかる作業となるだろうが、地域コミュニティ再生に焦点を当てた政策・施策の積み重ねが、家族の再生を促し、家庭の教育力を強化することになろう。

「平和と人道の連帯」は、遠回りのようだが、家庭や地域から始まる。

「世界の平和」は、社会と積極的にかかわる家庭から始まる。

世界に誇れる平和国家・日本をいま再び家庭から構築していきたい。

(「世界の平和は家庭教育から始まる」より)