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バックナンバー 2018年 8月

今年の改選後、議会運営委員長として仕事をさせて頂くこととなりました。議会運営委員会では、2年に一度、議会活動を活発におこなっている先進地を視察させて頂いています。今回の視察研修では、埼玉県所沢市議会と静岡県掛川市議会を訪ね、議会改革等について研修をおこなって参りました。

所沢市議会では 平成 21 年に議会基本条例を制定しており、制定後、すぐに条例制定についての議会報告会をおこなっています。それ以降条例に基づき様々な改革に取り組まれていました。
今回説明をお願いした政策討論会については、現在、小郡市ではまだ取り組めていませんが、その内容形態は、議会によって様々な取り組み方があります。所沢市議会においても現在に至るまでの変遷があり、基本条例に基づき開催していた当時の政策討論会とは大きく変わっていました。
政策討論会とは、市の政策や市民意見を基に、議員相互の自由な討議により合意形成を図り、具体的な政策提案に結び付けていくもので、地方分権や地方創世を目指す地方議会の政策形成のツールとして多くの議会が取り組み始めています。所沢市議会では、年間を通した政策形成サイクルを確立しており、政策討論会はその一部として機能しています。
この政策形成サイクルは、市民と議会、そして専門的知見をうまく活用したシステムで、今後、小郡市が目指していく理想的な形ではないかと思います。議会改革として取り組んできた意見交換会や討議は、単発的な開催が多く市民参加型の議会運営を作っていく上ではこういった政策形成に至るしっかりとしたサイクルを作り上げていくことが必要だと感じています。また、所沢市議会の特徴的な活動として、地方自治法100 条の 2 に規定された専門的知見を活用した調査活動があり各常任委員会ごとにテーマを決めて専門家に調査委託を行っていました。平成 28 年には早稲田大学と市議会とのパートナーシップ協定も締結していて、議会と連携した政策研究審議会も設置しています。こういった
背景には首都圏に近い恵まれた環境もあるようですが、それぞれの常任委員会ごとの活動を充実させてきた積み重ねが、現在の体制を確立してきた基になっているようでした。小郡市における専門的知見の活用についてはまだおこなっていませんが、今後、委員会活動を活性化させ、政策立案などへ繋げていくために取り組まなければならない課題です。
2日目の研修となった掛川市では、政策討論会と議会報告会そして特徴的であった議会からの条例制定について研修を受けました。説明の中では、主に政策条例制定までの経緯を中心的に説明して頂きましたが、日頃から経営に関する審査等に携わってこられた市立病院を抱えている自治体特有の背景があり、健康医療基本条例の制定については小郡市において参考とはなりにくい事例だと感じました。もちろん本来なら行政側が取り組むような案権を行政と医師会の橋渡しとしてその役割りを果たし、隣接市の市民病院との統合にも尽力されてこられた議会の対応には学ぶものがあります。合わせて政策討論会や議会報告会についても説明を受けましたが、掛川市がこれまで取り組まれた議会改革の流れも把握することができました。 掛川市議会での議会報告会と政策討論会の関係性は、幹事会でテーマを設定し、議会報告会を経て、その後、議員全員による政策討論会へと連動したものになって
いて毎年、市長への提言をおこなっていました。現在、小郡市議会では市民との意見交換会で頂いた意見は議会だよりで掲載し議案審査時の参考にする程度ですが、もっとテーマを絞り、政策提案や提言にまとめ上げていく何らかのシステムが必要だと以前から感じていました。
最後に議場を拝見しましたが、掛川市議会では、円形議場を採用しており、議員、執行機関、市民が気軽に参加できる雰囲気づくりに力を入れているようで、議会と執行機関の情報交換や協議体制などを見ても協力関係が整っているように感じました。それから、掛川市議会では、事務局に調整官という再任用職員を配置しており、今後の議会改革の問題点としても事務局体制の強化を上げていてこの部分は共感できるものでした。

 

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