小郡市議会 田中まさみつのページです

小郡市議会 9月定例会が終了しました。

市政情報 / 2017年10月5日

突然の解散で、あわただしく時が流れます。財政対策や緊張関係の続く外交課題、少子高齢化へ向かい求められる福祉の充実、争点を明確にし選挙戦を戦わなければいけません。これまで自公政権が残してきた実績は確かなものがあると思います。

9月末で決算審査を含む定例議会が終了いたしました。今回の29年度補正予算には、新市長としての新たな動きが感じられる提案がいくつか見られました。今後の成果に期待したいと思います。
今回の議会での一般質問では、障害者支援とスポーツを通したまちづくりについて提案いたしました。まず、障害者支援についてですが、平成25年にもこの関連の質問をしています。前回は自立支援法から改名をされて、日常生活及び社会生活を総合的に支援する法律として、新たに障害者総合支援法が成立した年に質問をさせていただきました。障害者支援に関する法律は、措置制度の時代から障害者基本法のたび重なる改正を経て、3障害全ての障害者へ一元的にサービスを提供できる体制へと改善をされています。しかし、まだまだ問題も多く、特に常時介護を必要とされる障害の家族支援が喫緊の課題となっています。
私の知り合いの家族にも総合的重度心身障害者の方がおられますが、人工呼吸、定期的なたんの吸引、排せつの世話、24時間介護に追われるという日々が続いて、洋服のままベッドの横に寝て仮眠するというような状況で毎日生活を送ってあります。唯一休まる時間というのは、ヘルパーさんと交代する時間で、睡眠をとったり、用事を済ませたりと、有効な時間をその時間に使うということになります。親のレスパイトは、非常に重要な課題です。
現在では、こういった法改正により、24時間の相談体制やヘルパー派遣、医療機関との連携など、先進自治体では体制が整えられてきていますが、これからはサービスの実施主体である自治体がいかに計画性を持った施策に転じるかが、推進の鍵となります。小郡市でも基本法をもとに、平成21年度に障害者計画を策定し、ノーマライゼーションの理念をもとに、障害の有無に関わらず、住みなれた地域で自立した生活を送り、多くの人々とともにさまざまな活動に生き生きと参加できるような、住みよいまちづくりを目指し、さまざまな障害支援のサービスを提供を行ってきています。その障害計画の実施計画、実際の実行計画となる第4期障害者福祉計画、これが今年度で終了をいたします。来年度から、第5期障害者福祉計画と、新たに第1期障害児福祉計画として、障害児支援について、そのニーズの多様化へきめ細かな対応をするために、別建てで策定をされていきます。
そこで、今回はこの施策展開について何点か提案をしながら現在の小郡市での障害者支援について現状を尋ねました。
主な内容、
1策定に係るコンサルタント委託について
2基幹型相談支援事業の機能充実
3地域支援への移行
4就労支援事業の推進
5障害者の社会参画
6障害へ関する理解促進 専用ポータルサイトの創設

2点目、スポーツを通したまちづくりについて質問をしたいと思います。
小郡市では国のスポーツ基本法に基づく、小郡市スポーツ推進基本計画を平成27年3月に策定しております。その基本法の基本理念には、「くらしと密着したスポーツのまち おごおり」となっており、暮らしと密着したスポーツを通し、健康増進や人と人のつながりを創出し、市民全体が豊かな生活を送ることが可能なまちを将来像とするとなっています。
小郡市は近隣にはない競技施設が充実をしておりますが、市民が身近にスポーツを感じられるような施策がまだまだ少ないように感じます。以前にも2度ほど質問で取り上げておりますが、こういった施設を活用し、スポーツ機運の高まるような仕掛けや、基本理念に沿った暮らしと密着するスポーツのまちをつくっていくために、いくつかの提案と現状を尋ねました。
主な内容
1総合体育館建設について
2スポーツ大使の取り組み
3スポーツ推進委員の役割について

 

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