小郡市議会 田中まさみつのページです

小郡市 3月度定例議会及び当初予算審査が終了しました。

未分類 / 2016年3月28日

3月度定例議会が終了いたしました。今回の議会へは平成28年度当初予算と条例関係14件、平成27年度補正予算、その他請願などが提案され審査が終了しました。28年度当初予算の審査は、全議員により特別委員会を設置し各担当課ごとに施策説明・質疑をおこない審査を終了しました。

当初予算は、市長の28年度施政方針に基づき予算編成がなされており、28年度からは今回同時提案されていた小郡市第5次総合振興計画の後期計画初年度となります。また、それと合わせて、今年度作成した小郡市人口ビジョンに基づく、まち・ひと・しごと創生戦略である「恋来い!小郡創生戦略」に掲げる施策の実現に向けても取り組むこととなっていて28年度は重要な年となります。地方創生戦略が目指す定住人口の増加による地域の活性化は一朝一夕には実現しない難しい課題で周到な戦略が必要となります。まだ、小郡市は住宅開発により他の自治体よりは人口減少のカーブが緩やかですが、将来的には団地等の高齢化が加速化し率が高くなってきます。今回議決した様々な案件が実効性のあるものとなるようしっかりと監視していきたいと思っています。

一般質問では、小郡市が進めている協働のまちづくりについて質問をいたしました。大きな疑問点は、小郡市が町制の時から続けている行政事務委嘱制度の継続的な運用について、現在おこなおうとしている協働のまちづくりの運営に支障をきたす恐れがあるので、制度の廃止を投げかけました。協働のまちづくりや住民自治を活性化させるためには、自治と行政が対等なパートナーシップを形づくることが重要です。行政からの事務委嘱は、上意下達の関係をつくり、自治会長個人へ委嘱した場合主従関係となり対等なパートナーとは呼びにくいかかわりとなります。どうしても必要な事務委嘱があれば自治会へ委嘱することも可能なため制度を一旦廃止し新たな規則に作り替えるべきだと訴えました。その他にもまちづくりに関する条例化やまちづくり組織との行政の係わりにあいまいな部分が多く現場が混乱していることが多いので質問しました。最終的には時間がたらず途中で終わりましたが、的確な回答は無かったように思います。今後も進め方をしっかりと確認していきたいと思っています。

 

市長28年度施政方針

 

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