10月26日の公明新聞より転載
公明党の山口那津男代表は25日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、安倍晋三首相の中国公式訪問について大要、次のような見解を述べた。
一、日中平和友好条約締結40周年の祝賀行事が中国・北京で開かれるのに合わせ、安倍首相が訪中する。祝賀行事には、公明党から北側一雄副代表が日中友好議員連盟の一員として出席する。関係改善の証しの一つとして、日本の首相の公式訪問は7年ぶりだ。首相は習近平国家主席、李克強首相と会談することが予定されており、日中関係の確かな流れを築いてほしい。
一、(日中首脳往来について)来年には習国家主席を日本に迎えることで、日中首脳往来を行い、信頼関係を築いていきたい。24日に首相が所信表明演説で述べていたように、日中はアジアのみならず、世界の平和と繁栄のための重い責任を持つという認識を共有することが大切だ。
一、(日中交流について)あらゆるレベルでの日中両国民の交流が各層で活発に行われることが強い日中関係を築く。また、日中が第三国でさまざまな協力事業を行うことが国際社会の信頼と期待を高めることにつながる。(首相訪中を)日中の新しい時代における強固な信頼ある基盤を築く重要な一歩にしてもらいたい。
一、(日中友好に向けた公明党の取り組みについて)こうした時代を切り開いてきたのは、公明党が(党創立者の池田大作創価学会名誉会長が50年前に行った)国交正常化提言以来、長い間、中国との交流を継続してきた基盤が生かされていると確信している。今後も日中関係が安定し、強固であることが世界の平和と安定につながるという確信の下に公明党の役割を果たしていきたい。国会議員のみならず地方議会交流も含め、あらゆるレベルで交流を広げていく役割を公明党のネットワークが担っていく。
来年10月、消費税率が10%になるということで、テレビなんかでさわいでいます。
同時に軽減税率も初めて導入されることになっています。(これは公明党の強い主張で実現)
私的には、消費税はもっとあげてもいいと思ってます。20%とか。
買った人が負担するものだから、とても公平な税だと思うので。
そのかわり、食料品など日常的に買うものについては、3%とか、0とか、もっと低い税率にすればいい。
税率が違ってめんどくさいというのも、世界でやっててなんで日本でできない?
レジのシステムを税率かわってもできるように作っとけばいい。それぐらいできるんでは。
消費税上がって自分たちの暮らしがよくなるという確信があれば、みんな納得する。教育とか福祉とか、何に使われるか、ちゃんとわかれば、まあ、いいんじゃないかな、と。
財政再建も大事だし。
国民はバカじゃない。
政治家が人気取りのために、消費税上げ反対、なんて言ってるのは、いただけない。無責任だとおもいますよ。
2018年10月15日
がんを制圧する時代に
京大で竹内(譲)氏 ノーベル賞・本庶教授と懇談
本庶特別教授(右)の受賞を喜ぶ竹内氏=14日 京都市
公明党京都府本部代表の竹内譲衆院議員は14日、京都市内の京都大学を訪れ、がん免疫療法の発見でノーベル医学生理学賞の受賞が決まった本庶佑特別教授に会い、お祝いを述べるとともに懇談した。
竹内氏は、「人間がもともと持っている免疫の力を使ってがんを治すという画期的な治療法、治療薬が世界的に評価された快挙。誠におめでとうございます」と祝福の言葉を述べた。その上で、免疫治療研究センターを京都大につくる構想を巡り、政府にも働き掛け尽力していく考えを伝えた。
これに対し、本庶特別教授は受賞決定後の反響の大きさに触れ、「末期がんの患者から喜ばれることほど、うれしいことはない。今後、副作用の特定などの研究を重ね、21世紀中には、がんを、ほぼ制圧する時代を築けるのではないか」と強調。同研究センター構想への力添えにも期待を寄せた。
さらに本庶特別教授は、公明党への期待として、「資源の少ない日本にあって最大の宝は人材である」と述べるとともに、「勇気を持って新しいことにチャレンジする人材を育てる教育に全力を注いでもらいたい」と語った。