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西東京市 佐藤公男
kimio-s@qf-h.bb4u.ne.jp

Archive for 2007年 9月

本日9/24、西東京市内11ヶ所で街頭演説を行いました。昨日の福田康夫自民党新総裁誕生を受け、本日行われている、与党政権協議での公明党の主張、また、先週まで開かれていた西東京市議会の市政報告などを行いました。

わざわざ街頭まで出てきていただいた支持者の皆様、また、ベランダから拍手をお送りいただいたり、自転車を降りて聞いてくださったりと、本当にありがとうございました。

本日の主張は以下の通りです。

みなさん、こんにちは!地元の市議会議員の佐藤公男でございます。

突然の安倍首相の辞任表明を受けて、昨日、新たに福田康夫自民党新総裁が選出されました。そこで本日、公明党は自民党との政権政策協議を行います。この連立政権協議に臨むに当たり、参院選で示された民意を重く受け止めながら、公明党は連立8年の改革の成果を踏まえ、改革は継続しつつ、負担増・格差の緩和など国民生活に重きを置いた方向に政策を修正することが必要と考えます。
 新たな政権の最優先課題は、暮らしへの負担を和らげ、地域を活性化することであります。

 公明党は、政治は弱い立場の人を支え、そして命を守り、若者の未来を開くことが最重要の役割であると考えます。弱い立場の人を守る「弱者を守る安全網」の構築に全力を尽くします。
 先日、奈良で起きてしまった、妊婦のたらい回しなどの悲惨な事件の再発を防止する、「命を守る安全網」の整備に早急に取り組みます。 また、「女性の時代」とも言われる21世紀にあって、女性が安心できる社会の実現に全力を挙げます。
 それらの責任を果たすためには、まず政治に対する国民の信頼を取り戻さなければなりません。大きな課題となっている「政治とカネ」の透明化について、国民理解が得られる見直しを行います。 こうした考え方から、公明党は連立政権協議に臨んでまいります。

いくつか具体的な政策を取り上げてみますと、まず、来年4月から、75歳以上を対象にした新たな高齢者医療制度がスタートいたします。その内、新たに発生する、家族の扶養親族になっている高齢者からの保険料徴収を凍結いたします。

また、70〜74歳の医療費の窓口負担が、1割から2割に引き上げられる予定になっていますが、それを現行のまま、1割に据え置くよう求めます。
 負担増の問題が指摘されていた障害者自立支援法につきましては、障害児など利用者負担の軽減や障害の対象の拡大など、抜本的な見直しを求めます。

そして、母子家庭への児童扶養手当が来年4月から一部削減されることになっていますが、低賃金で生活苦から抜け出せない母子家庭が多いのが現状であることから、児童扶養手当の見直しは凍結するとともに、就労支援を本格的に進めるよう求めてまいります。

 

医師不足は、本当に深刻な問題であり、特に産科と小児科でより深刻です。このため、緊急的な措置としてスタートした医師不足地域に国が責任を持って医師を派遣する体制を強化するとともに、産科と小児科の診療報酬を引き上げることなどで産科と小児科医師のなり手を増やします。

また、妊婦などの救急患者の受け入れ先が確実に見つかる安心の救急医療体制を整備します。そのために広域連携システムの構築を進め、救急医療の体制整備に関する法制化も検討します。また、公明党が一貫してリードしてきたドクターヘリの全国配備やがん対策の強化をさらに推進します。

女性が出産までに受ける妊産婦健診(平均14回程度)は、1回当たり5000円以上の費用がかかり、重い負担となっています。公明党の推進で、5回程度の無料健診を実現すると共に、さらに妊産婦健診の無料化を進めます。

 

公明党は与党で8年間、常に「庶民の党」「福祉の党」でありました。しかし、先の参議員選挙では、多くの市民の皆様から、「公明党が与党で、もっと福祉を訴えてほしい」「負担増問題と格差是正に、公明党がもっと取り組まないでどうするんだ」との、厳しい激励を頂戴いたしました。私も全くその通りだと思っております。今までもやってきました。しかしこれからは、それをもっともっと見える形で、市民の皆様にお示ししていかなくてはならないと、実感しております。

 

 そこで、市議会ですが、西東京市議会 第3回定例会が、9月4日から21日までの18日間に渡り行われました。

 一般質問では、私、佐藤公男は、初日9月5日、質問者28名のトップバッターとして、7項目に渡り質問を行いました。中でも、3月議会で強引に決定された、家庭ごみの有料化、下水道料金の値上げ、住民票などの事務手数料の値上げ、文化施設・スポーツ施設などの値上げなど、これでもかと押し寄せてくる負担増の波に、一番苦しめられている70歳以上の高齢者に対し、ごみ袋を無料配布すべきと提案しましたが、坂口市長は「減免は生活困窮者に対する支援なので、高齢者が年々増加する中、年齢だけでの減免は考えていない」との答弁で、これを拒否しました。全く現場の実情が分かっていない答弁でありました。

 私は、年金生活を送っている高齢者の方、お一人お一人からお話を伺い、市議会議員として何か自分にできることはないかを考え、すでに町田市で実施している、70歳以上のごみ袋の無料配布の政策を知り、これだ!と思い、議会で提案をいたしました。まだまだ実現までは高いハードルがありますが、実現へ向けて、粘り強く提案してまいります。

 

 その他、一向に解消されない田無駅東側踏切の渋滞解消対策を市として、西武鉄道に要望するよう提案いたしました。また、高齢化社会に入り、バリアフリーな社会を構築するのは自治体の使命であるはすなので、田無駅西側バス乗り場にもベンチ設置するよう、提案いたしました。これも、市民の方のお話しを聞く中で、出てきた政策提案であります。

 そして私は、昨年の市議会議員選挙での公約に「中学校給食の早期導入」を掲げて当選いたしました。たくさんのお母さんたちからの要望もございました。市議会公明党としても合併前からの長年の悲願でした。しかしながらこれまでの市の答弁は「学校給食運営審議会の答申を出てから、最終決定する」(教育長)という慎重姿勢でしたが、去る7月17日、ついに審議会から、「親子方式で給食を実施すべきである」との答申が出されました。今議会においても、早期の導入を要望しました。相変わらず市長も教育長も慎重姿勢でしたが、「早急に検討する」(教育長)「答申を尊重する」との答弁を引き出しました。今後は財源、実施方法、実施時期を明確にさせ、少しでも早く実施できるよう提起してまいります。まずは、一歩前進です!

 

 8月1日より市のホームページでバナー広告がスタートしました。その中に、広告掲載基準で「政治に係るもの」として規制されているはずの、「生活クラブ」のバナー広告が何故か掲載されているのです。「生活クラブ」の広告をクリックすると、生活クラブ生協・東京のホームページが開き、その中の「まちづくり」というページには、生活者ネットを設立するに至った経緯や、生活クラブが、生活者ネットと共に活動している事柄が紹介されています。しかも、大河原雅子、現・民主党参議院議員が政党を移る前の、生活者ネットの都議時代の写真まで掲載されているのであります。

このことを指摘し、質問すると、市の執行部は一時答弁できなくなり、全く知らなかった様子。「改めて調査する」と答えたものの、市長も答えにならない答弁を繰り返すばかりでした。

 その後市は、「生活クラブ」の広告は「政治に係る疑いがある」と正式に認め、917日、市のホームページから正式に削除されました。

 

 また、地域ねこに対する市の取り組み状況を質問いたしました。

 現在西東京市には、東京都の動物愛護推進委員が10名います。その方たちや、各地域で活動されている市民ボランティアの方たちは、地域ねこを捕獲し、避妊去勢手術などの取り組みを行っております。このような市民に負担をかけるだけでいいのか、市としても助成制度や、動物愛護推進委員、そして市民ボランティアの皆さんともっと協同するよう、提案いたしました。市は「重く受け止め、関係各課と連携を図りながら検討する」とのことでした。

 

 このように私は、市民の皆様からお伺いした、ご意見、ご要望、ご相談を一つ一つ、市議会に提案し、政策を実現を目指してております。今議会の私の質問のほとんどがそうであります。

 10月には、18年度の決算特別委員会が行われます。今後も私・佐藤公男は、皆様と共に、住んでよかった街・ずっと暮らしたい街・西東京を目指し、全力で市政に取り組んでまいりますので、ご意見・ご要望がございましたら、お気軽にお声をおかけください。また、無料法律相談も行っておりますので、そちらもご利用ください。

 

本日、9/18付けの公明新聞7面の新企画、「こんにちは公明党議員です」に、私・佐藤公男が紹介されました。記事は以下の通りです。

こんにちは公明党議員です〜訪問対話運動から〜

東京都西東京市議会議員 佐藤公男議員

 私は1期目の議員として、支持者との「強い絆」や地域との人間関係を築くため、誰よりも訪問対話運動に取り組まなければいけないと肝に命じ、真剣勝負で一軒一軒を訪問し対話を重ねています。

 時には2時間近くじっくり対話することもありますが、その内容は市民相談だけでなく、参院選の結果もあり厳しい意見を頂戴することもあります。昔からの支持者の中には「公明党は福祉の党ではなかったのか」「公明党らしさが弱くなってきた」など、最近の負担増問題について厳しい声も寄せられます。

 私なりに、こうした現場の声に少しでも応えようと、今月5日の市議会一般質問では、70歳以上の高齢者に対するごみ袋の無料配布を提案し、市政における負担軽減策を主張しました。

 こうした活動について、自身の議会だよりを作成し、それを片手に現場を駆け巡り、住民とともに歩む公明党の姿を語り抜いてまいります。

9月5日、西東京市議会 第3回定例会で、私・佐藤公男は、一般質問を行いました。その中で、来年1月から始まる、家庭ごみの有料化で、一番負担増に苦しむ、高齢者に対し、ごみ袋を無料配布すべきと提案しましたが、坂口市長は、これを拒否しました。町田市や、調布市などですでに実施している政策ですが、坂口市長の市民の切実な声に耳を傾けない姿勢が、改めて浮き彫りになりました。

また、市のホームページ上で、8月1日からスタートしたバナー広告の中に、広告掲載基準で規制されている、「政治に係るもの」に明らかに抵触している、「生活クラブ」のバナー広告が掲載されているのは何故か!との私の質問に対し、市執行部は一時窮し、「改めて調査する」と、答えにならない答弁を繰り返すばかりでした。この問題は、後日行われる予算特別委員会でも追及してまいります。

以下は質問内容です。

  • 家庭ごみ有料化に伴う、ごみ袋無料配布について・・・・・70歳以上の高齢者に対し、ごみ袋の無料配布範囲を更に広げるべきと考えるが、市長の見解を問う。
  • 田無駅東側踏切の渋滞解消について・・・・・市を分断している田無駅東側の踏切の渋滞に関して、西武新宿線高架化をつばかりではなく、市として踏切の開閉時間の短縮を西武鉄道に求めるべきと考えるが、市長の見解を問う
  • 田無駅バス停へのベンチ設置について・・・・・高齢化社会に入り、田無駅前のバス乗り場にベンチを設置すべきと考えるが市長の見解を問う
  • 全国瞬時警報システムについて・・・・・10月スタートの全国瞬時警報システム開始に伴う市の対応状況
  • 地域防災無線だけではなく、防災ラジオを提供し、市民に直接知らせることが有効な減災策と考えるが、市長の見解を問う
  • 市ホームページのバナー広告について・・・・・バナー広告開始後の現状と、現段階で検証しなければならない点はあるか
  • 市の広告掲載基準で規制されている「政治に係るもの」に明らかに抵触している「生活クラブ」のバナー広告が掲載されているのは何故か
  • ひばりが丘団地建てかえについて・・・・・協定変更と地区計画移行に伴う影響について

 

本日9月2日、市立柳沢小学校で行われた、総合防災訓練に参加しました。私も消火器による初期消火訓練と、煙体験訓練に参加しました。このような大規模な防災訓練は初めてでしたので、とても参考になりました。本日の内容を一部ご紹介します。

  • 避難活動訓練          地域住民が一時的に公園などに避難
  • 避難住民誘導訓練       自治会を中心に住民を誘導
  • 要援護者避難誘導訓練    ボランティアによる要介護者を誘導
  • 道路啓開訓練          建災防協会による道路の障害物を除去
  • 応急救護訓練          三角巾による応急救護訓練
  • 防災市民組織活動訓練     防災市民組織による初期消火訓練
  • ライフライン応急復旧訓練    水道、電気、ガス、通信復旧訓練
  • 緊急物資輸送対策訓練     水、食料などの救援物資の緊急輸送
  • 住民安否情報訓練        住民の安否情報の確認
  • 倒壊及び中層建物救出訓練  建物に閉じ込められたけが人の救出
  • 消火訓練              消防署、消防団による消火訓練

やはり一番大事なのは、普段からの心構えと事前準備ではないかと感じました。9月5日の議会質問で取り上げようと思っている、「全国瞬時警報システム」を、どのように市民に的確に告知できるかというインフラ構築も大変に重要だと思います。西東京市としても危機管理室が設けられたので、震災に負けない西東京にするよう努力してまいります。