公明党参議院議員 新妻ひでき

新しい日本をつくる、新しい力!

【メールマガジンバックナンバー】「宝の山」の活用を 新妻ひできメールマガジンVol.228

メールマガジンバックナンバー / 2017年9月13日

いま、日本の山々では「収穫期」を迎えようとしています。植林した木が十分に育ち、人工林が伐採の時期を迎えつつあるのです。しかし、そんな「宝の山」の木々が「持ち腐れ」になってしまいかねない状況です。期待に反してなかなか木が売れないからです。

このような状況を打開する取り組みを見ようと、埼玉県を代表する住宅会社を視察してきました。木造にこだわるこの会社は、木材の購買・加工から、住宅など建築物の工事・販売まで一貫して行います。近年では、住宅のみならず学校のような大型の建築物も木造で建てるとのこと。これは、木材を厚めの短冊状に加工して組み合わせて大きな断面の部材を作ることで、一般の木材よりもはるかに強くすることができたからだそうです。木材の消費が拡大する可能性がここにあります。

しかし、現時点では、残念ながら国産材の利用は2割ほどに過ぎないとのこと。適度な水準まで乾燥させ、寸法が安定した木材が国内では入手が難しいからだそうです。国産材が輸入材に負けないためには、森林地域の木材加工場に乾燥施設を導入するなど、市場ニーズを踏まえた努力が必要になってくると思います。

「宝の山」の木の暖かさが、住宅のみならず多様な建築物に活用されて、人々の日々の仕事と生活を包み、そして森林地域に豊かさと賑わいをもたらせるように、民間の取り組みを後押ししてまいります。

(写真は、大型の木造建築物を油圧ジャッキで試験する施設を視察している様子です。)mailphoto228

【メールマガジンバックナンバー】物流の未来 新妻ひできメールマガジンVol.227

メールマガジンバックナンバー / 2017年9月7日

皆様も郵便や宅配便を日常的に利用されていることと思います。物流は私たちの暮らしの大切な基盤です。先日、物流を支える倉庫協会の会合にて講演の機会を頂き、政府の物流政策を紹介してまいりました。

トラックドライバーの長時間労働と低賃金、それに伴う宅配便の危機など、テレビや新聞でご覧になっていると思います。一方、物流技術の発達には目覚ましいものがあり、電子タグを荷物につけることで、記帳や在庫管理が著しく省力化されるなど新たな可能性も開けてきました。私たちの暮らしを守る物流を持続可能にしていくためには、こうした新技術を活用し、省力化を進め、ドライバーはじめ業界の方々の働き方改革に繋げていかなければなりません。

政府の物流政策にはこの方向が盛り込まれていますが、やはり業界関係者はじめ広く皆様の理解と協力が欠かせません。これからも、皆様の暮らしの利便性を確保しつつ、物流業界の方々の働きやすい環境を作るため、粘り強く政策を推進してまいります。

(写真は、東京倉庫業協会での講演様子です。)mailphoto227

【メールマガジンバックナンバー】世界に貢献する車両工場 新妻ひできメールマガジンVol.226

メールマガジンバックナンバー / 2017年8月30日

私が長く飛行機作りに携わった川崎重工には、鉄道車両を作っている部門が神戸にあり、つい先日視察の機会を頂きました。 工場内には東北新幹線や西武鉄道の車両、さらにはシンガポールやニューヨークの鉄道車両などがズラリと並んでおり、鉄道ファンの私にはたまらない光景でした。

この工場は、「大きな町工場」と感じました。例えば、新幹線の先頭車両は流線型をしています。これをどう作るかというと、C字型の部品の金属板を長手方向にプレス機で曲げて3次元状の曲面をつくり、それが木型にぴったり合うまで作業を繰り返します。このような職人技での手作りの工程が随所に見られたのが印象的でした。

いまや車両部門ではアメリカやアジアなど売り上げの6割超が海外とのこと。川崎重工以外の他の車両メーカーも海外進出に活路を見出そうとしています。政府としても「質の高いインフラ輸出」に力を入れています。中国やドイツ・フランス・イタリアなどの車両メーカーとの競争が激化する中、日本製車両の品質の高さをいかにして相手国に理解してもらうか。国の責任は重大です。

川崎重工からは「政府を通しての海外案件では、できるだけ早めに情報提供の機会を設けてほしい」といった重要な要望もありました。事業者の声を真摯に受け止め、世界に貢献する民間の活動を後押ししてまいります。

(写真は、上:社内ロビーにて説明を受ける様子、下左右:車両カンパニー兵庫工場幹部との意見交換会です。)mailphoto226

【メールマガジンバックナンバー】要望の受け手として 新妻ひできメールマガジンVol.225

メールマガジンバックナンバー / 2017年8月23日

先日、文部科学大臣政務官として初めて、公明党の文部科学部会に出席しました。部会の議題は、文科省平成30年度概算予算要求について。来年度予算で実施するさまざまな文科省の事業について政府側から説明し、その後、出席議員との意見交換となります。

意見交換では、「説明資料にないこの事業はどうなったのか。」「この事業についてはこの観点を盛り込むべきだ。」等々、次々に鋭い質問や要望が繰り出されます。こうして、国民の代表である与党議員の発言を通じ、民意を予算の原案に反映していきます。最終的には年末に閣議決定される予算案を、国会で議論し、年度末を目指して予算を成立させていくのです。

これまでは、部会メンバーとして、日頃より市民相談などで頂いている声を政府に届ける思いで、発言をしてきました。いまは要望を受ける政府の側で、国民の代表である議員からの声を真摯に受け止め、それを実現するのが仕事です。

今後は、国会論戦で政務官として答弁に立つこともあります。丁寧でわかりやすい説明に努めなければいけません。要望の受け手として民意を形にし、皆様に納得して頂き、希望を感じられる仕事をしてまいります。

(写真は、先週の公明党文部科学部会で、大臣政務官として冒頭挨拶をしている様子です。)mailphoto225

【メールマガジンバックナンバー】下水道の技術で世界に​貢献 新妻ひできメールマガジンVol.224

メールマガジンバックナンバー / 2017年8月16日

道路の陥没事故のニュース、見たことがある方も多いのではと思います。陥没する理由のひとつが上下水道からの水漏れ。
上下水道管路の維持保守はこうした事故を防ぐためにも喫緊の課題です。
そんな問題意識を持ちながら、8月初旬に東京で開催された下水道展を視察してきました。
展示を見ている際びっくりしたのが下水道管の更生技術。下水の流れを止めること無く、古くなった管路の内面にプラスチックで出来た「包帯」をらせん状に巻くようにして新しい管を作っていきます。マンホールから下水管にこの「包帯」を送り出す装置を下ろしさえすればOK。
なんと、あとは機械が半自動で作業してくれます。地上から下水管まで土を掘り下げる必要もありません。手間がかからず低コストです。
下水道展ではこの他にも下水道の汚泥を肥料にしたり、汚泥を発酵させてそのバイオガスを自動車燃料として利用したり、…日本の「もったいない」精神が光る技術がところどころに見え、非常に感銘を受けました。海外を見ても下水管の維持管理や汚泥の有効活用は課題であり、日本が貢献できる分野です。
様々な活動を通して高い民間の技術で世界に役立つ取り組みを後押しをして参ります。

(写真は、8月2日に東京ビッグサイトで行われた下水道展視察の様子です。)mailphoto224

【メールマガジンバックナンバー】文部科学大臣政務官に就任 新妻ひできメールマガジンVol.223

メールマガジンバックナンバー / 2017年8月9日

今回は皆様にご報告があります。この83日の安倍内閣の改造にともない、7日に副大臣・政務官人事があり、私、新妻秀規は、文部科学大臣(兼内閣府大臣および復興大臣)政務官を拝命致しました。スポーツ・科学技術、2020東京オリパラ大会、そして、福島の原子力災害からの復興を担当します。

 

初当選から最初の3年間は参院文教科学委員会を主戦場とし、党内の文部科学部会はもちろんのこと、スポーツ議員連盟(=議連)、ラグビー議連や宇宙議連・与党技術士議連といった党派を超えた枠組みでも、この分野に積極的に関わってきました。また福島、とりわけ浜通り地域の皆様の声は候補者時代から伺ってきました。

 

このたび、政府側すなわち政策の執行側の立場で、こうした課題に取り組むことになります。責任は重大です。これまでの経験を踏まえながらも、一から勉強し治す覚悟で日々の職務にあたり、結果を出して参ります。

 

皆様からのより一層のご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

 

(写真は、政務官執務室(上)と就任記者会見(下)です。)mailphoto223

【メールマガジンバックナンバー】子供たちを危機から救​うために 新妻ひできメールマガジンVol.222

メールマガジンバックナンバー / 2017年8月2日


先週、ユニセフ(国際連合児童基金)議員連盟の勉強会に参加し、世界ではまだとてつもなく厳しい状況に置かれている子供たちが多くいるという現実を、あらためて直視しました。

たとえば、イエメン。
この3か月だけで40万件のコレラと思われる症例が報告され、世界最悪の流行に見舞われています。死者は1900人近くに上り、このような状況になってしまったのは、二年以上にわたる紛争により、水と衛生の施設が破壊されマヒしてしまったためです。飢餓の発生も目前。イエメンの子供たちは急性栄養不良の状態になってきており、今年40万人近くが重度に陥る危機にあります。

そこで事態の打開のため、現地ではユニセフ病院や保健所、上下水道網の復旧などのインフラ再建を進めています。またイエメンの保健員は10か月以上給料の支払いを受けていませんが、その多くが働き続けています。その状況を受け、ユニセフは給料の支払いをイエメン当局に求める一方、国連機関から奨励金や給付金を提供できるように取り組みを進めています。

この他にもミャンマーのロヒンギャ族やアフガニスタンの子供たちをめぐる厳しい現状も伺いました。国際社会が連帯して、こうした危機に立ち向かっていかなければいけません。子供たちを危機から救う活動を皆様と一緒に支援していく為にも、ユニセフ議員連盟の一員として勉強会でも積極的に発言してまいります。

(写真はユニセフ議員連盟の勉強会での様子です。)mailphoto222

【メールマガジンバックナンバー】はるかなる海の底へ-海洋研究開発機構の挑戦 新妻ひできメールマガジンVol.221

メールマガジンバックナンバー / 2017年7月26日

先週金曜日に神奈川県横須賀市にある海洋研究開発機構を訪問し、海洋研究の最前線を視察して参りました。

深海は超高圧の世界。写真(下)のように金属バットもペシャンコです。たびたび東日本大震災のような巨大地震の震源になってきた日本海溝の深さは8000メートル余りで、富士山が2つ、余裕で入ります。機構はそんな日本海溝の底に地震計を埋め込んで、巨大地震が発生する仕組みを解明しようとしています。また、マンガン団塊、海底熱水鉱床、メタンハイドレートなどの海底資源の調査研究にも力を入れています。さらには、深海生物の食べ物の調査や、オーストラリア沖の沈んだ大陸の調査など興味深い研究も行っています。

海洋国家・日本の領海と排他的経済水域の総面積は、なんと世界6位。広い海に囲まれながらも、海はまだまだわからないことだらけです。それだけに多くの可能性があり、研究・開発の推進が急務です。海洋資源開発や防災を見据えた実用のための研究はもちろん大事ですが、一方で深海生物の調査などの基礎研究もとても重要です。機構幹部との意見交換では「政府の意向によらない自由に使える研究予算は減ってきている」との懸念の声もありました。短期的な視野に縛られず、1000年先を見据え、人類益に適(かな)う研究活動を支援していきます。

(写真は、大深度有人潜水調査船「しんかい6500」の複製に乗り込んだ私(上)と、深海での水圧のすさまじさを示す展示(下)です。)mailphoto221

【メールマガジンバックナンバー】インバウンド観光振興の最前線  JR北海道「ノロッコ号」の挑戦 新妻ひできメールマガジンVol.220

メールマガジンバックナンバー / 2017年7月20日

皆様、「ノロッコ号」という列車をご存知でしょうか。これは北海道東部の釧路と網走を結ぶJR北海道・釧網(せんもう)本線のうち、釧路湿原の区間を走る季節運行の観光列車です(写真)。

ついこの前の3連休を利用して、インバウンド観光振興の現場調査のために、このノロッコ号に乗車して参りました。列車をバックにした記念撮影に行列ができていましたが、聞こえてきたのは中国語。どこから来たのか尋ねてみると、口々に「タイワン」、「ホンコン」との回答でした。

あらためてノロッコ号の広報チラシを見ると、日本語・英語のほかに韓国語、中国語の4か国語の表記がありました。列車が動きだすと、車内放送を通じて日本語で釧路湿原の由来を案内してくれるのですが、折々に中国語での案内が入ります。英語ではありません。列車には中国語通訳の方が2名も同乗しています。台湾や香港など蒸し暑い気候の地域の方々にとって、北海道は大変に人気のある訪問先と聞き、納得しました。

かゆい所に手が届くサービスで、さらに多くの中華圏の方々に北海道の魅力を伝えるーそういった現場での民間の力が存分に発揮できるような枠組みを整えていこうと思います。

※ノロッコ号の詳細はこちら→ http://www.jrkushiro.jp/norokko2017/DSC_2822

【メールマガジンバックナンバー】「よそから来た若者」が開く地方の未来 地域おこし協力隊の挑戦 新妻ひできメールマガジンVol.219

メールマガジンバックナンバー / 2017年7月12日

九州北部豪雨災害での犠牲者と被災者の方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

先週、愛知県の中山間部である「奥三河」地域を視察してまいりました。人口増の愛知県ですが、この地域の4市町村はすべて「消滅可能性自治体」。人口が減り続けています。

今回の視察のテーマは「地方創生」。各市町村で開催した住民懇談会では、著しい高齢化の中、医療・介護の体制の不備、買い物などの足の確保など、多くの不安の声が寄せられました。確かに課題は多いです。しかし、暗い話ばかりではありません。

今回の視察で特に印象に残ったのが、東栄町での「地域おこし協力隊」の若き女性隊員が主導する「ビューティーツーリズム」事業です。東栄町は化粧品のファウンデーションの原料鉱物の鉱山を有し、世界的シェアを誇っています。この女性隊員3名は、自分用のファウンデーションを作る教室を開いており、この日も会場は全国から集まってきた女性でにぎわっていました。

この教室が終わった直後に同じ会場で開いた住民懇談会で、隊員にこの教室について紹介してもらったところ、参加した高齢のご婦人が「よそから来た若い女性が、町のために頑張ってくれていて、こんなにうれしいことはない」と感激していました。

「よそから来た若者」が開く地方の未来。地域に希望をもたらすこの事業をさらに後押ししつつ、今回の視察を通して明らかになった課題に真正面から挑んでまいります。

(写真は、茶臼山現地風景(左上)、豊根村長・職員との意見交換会(右上)、東栄町での地域おこし協力隊女性隊員との懇談(下)です。)mailphoto219