公明の強みは政策実現力/山口代表 生活者目線の政治貫く
公明党の参院選比例区の政見放送(約17分=NHK総合テレビ、同ラジオ第1)では、山口那津男代表が、国会議員と地方議員のネットワークによる政策実現力など、公明党の強みである「小さな声を、聴く力。」をアピール。山口代表の誠実な訴えに「全くもって正論。うなずいた」などの感想が寄せられています。
また、比例区に挑む、若松かねしげ、平木だいさく、新妻ひでき、山本かなえ、山本ひろし、かわの義博の各候補も決意を表明。比例区の支持拡大に活用できる内容となっています. ◇
【参院選の意義】
政見放送で山口代表は、今回の参院選について「新しい時代の日本の針路や国のありようを決める重要な選挙だ」と述べています。
日本の最重要課題として、急速な少子高齢化を挙げ、「乗り越えるには、地に足の着いた政権が必要だ」と主張。そして「国民の声を聴く」という政治姿勢から生まれた政策の重要性に触れ、「地域に根を張り、生活者の目線で庶民に根差した公明党が連立政権にいるからこそ、政治が安定し、希望ある社会が実現できる」と訴えています。
【年金制度】
野党が老後の生活設計を巡る議論で、年金制度の不安をあおっていることに対し、年金制度の安定性は2004年の年金制度改革で確保されていると強調。さらに、自公連立政権の6年間で雇用が380万人増え、年金積立金も44兆円積み増したことにも触れ、「新たな雇用が拡大し、年金保険料の収入が増え、運用が改善している。年金制度は確実に安定し改善されている」と力説しています。
【重点政策と消費税】
参院選の重点政策では、消費税の使途を変更して教育費負担の軽減を進めるなど、子どもから高齢者まで安心の全世代型社会保障を確立すると主張。その上で、10月の消費税率10%への引き上げに関し、「国民に負担をお願いする以上、国会議員も自ら負担を引き受け、身を切る姿勢を示すべきだ」と述べ、国会議員の歳費10%削減を提案しています。
他にも、実感できる景気回復に向け、最低賃金1000円以上をめざすことや、認知症施策の強化など誰もが幸せに年齢を重ねられる「幸齢社会」の実現などを訴えています。
【公明党の強み】
最後に、他党にない公明党の強みは「小さな声を聴く力だ」と語り、さらに公明党には現場で生活者の小さな声を聴き取り、地方議員と国会議員が連携して政策実現する「ネットワークの力」があると訴え、「これからも、『この力』を国民のために存分に発揮していく」と誓っています。