0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故
医療機関から消費者庁に寄せられた0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故報告は、564件(2010年12月~17年6月末)
重心が頭部寄りにある0~1歳児が大人用ベッドから転落すると、頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷を受傷する危険性が高い。
転落をきっかけに、ベッドと壁や物との間に頭や顔が挟まれて窒息するケースもある
こうした事故を防ぐには「満2歳になるまでは、できるだけベビーベッドに寝かせる」ことが肝要です。
また、大人用ベッドで親が添い寝する場合、寝かしつけた後は「子どもを一人にしないで、ベビーベッドに移す」こと。
さらに、寝室は「子どもの頭や顔が挟まって窒息する隙間をなくす」よう留意したい
万一の事態への備えでは、「心臓マッサージや人工呼吸などの応急措置の知識を持つことが重要」(日本小児科学会の竹井寛和医師)という。
小児救急電話相談「#8000」(全国同一の短縮ダイヤル)も覚えておきましょう。公明新聞転載