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11月15日(木)〜16日(金)の2日間、視察に行ってまいりました。1日目の大府市では、認知症施策について勉強させて頂きました。「認知症不安ゼロのまちおおぶ」を目指して、市内にある国立長寿医療研究センターと連携し、コグニサイズ(脳と身体機能を同時に活性化させる運動)やコグニノート(高齢者が自分の活動を記録し、活動性を向上させるツール)を配布するなど、様々な先進的な取り組みをしてます。また、今国会で認知症施策推進基本法を制定しようとしている中、大府市は平成29年12月に「認知症に対する不安のないまちづくり推進条例」を制定されています。
本日伺った豊明市は、産官学民の地域包括ケア「豊明団地 けやきいきいきプロジェクト」や、多職種合同ケアカンファレンスからの意見を取り入れて、民間の様々な分野の地域資源を活用し、高齢者の方が日常の生活が送れるように促す取り組みをされて、近年大変に注目されています。例えば、生活支援における買い物というと兎角、自宅で注文・宅配、高齢者は家から一切出ないサービスを提供するとのイメージですが、豊明市では発想を転換し、買い物は自分の目で見て選びたいのが高齢者のニーズと把握したことから、駅前のスーパーと共に新たなサービスの検討を重ね、店舗で購入した商品をその日のうちに配達する「ふれあい便」を開始し、そのサービスを使った買物方法を行政はケアマネや住民に周知する。結果、店舗の利用者数は3.2倍、客単価は21%増となったそうです。豊明市が目指している地域包括ケアの方向性である「できるだけ本人の『ふつうに暮らせるしあわせ』を支える そのために役立つものを見つける、探す、無ければ創り出す」との考え方は、大変参考になりました。
今回の視察で学んだことを練馬区に生かしていけるよう、これから頑張ってまいります!

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練馬区 小川こうじ
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