今日、奈良市議会9月定例会で一般質問1日目で登壇しました。
①地域包括ケアシステム構築のための地域福祉の考え方について
〈質問の観点〉フォーマル(公的)サービスとインフォーマル(非公的)サービスで24時間ケアできる体制が必要なことから、市社会福祉協議会との連携・協働が不可欠であるため、地域福祉計画と地域福祉活動計画の一本化を提案し、この体制により高齢者のみならず障がい児・者、生活困窮者、母子父子家庭、子育て等の支援にまで至ることから地域福祉の観点で計画し体制を作るべき!!
〈部長答弁〉市社会福祉協議会との協働の必要性があることから、密接に連携しての公民のそれぞれの強みを生かした計画を作成する!
②待機児童対策について
〈質問の観点〉(7月の厚生消防委員会での質問に続き)待機児童の大半を占める0~2歳児の対策として、小規模保育(0~2歳児・6~19人定員)の実施主体と保育スペースの考え方を柔軟に対応することで拡充でき、早急な待機児童の解消に繋がる。ただし、保育の質の担保、安全な環境の確保を継続して確認できる体制が必要!
〈部長答弁〉柔軟な考え方で小規模保育を拡充していく!まず、今年度の補正予算で3か所設置予定!!
③不登校対策について
〈質問の観点〉(5月の観光文教委員会での質問に続き)奈良市の不登校児童生徒が多い現状に、初期対応(不登校にさせない取り組み)と長期にわたる場合の学校・教育センターの体系的な具体的な支援体制の確立を!また、その体制を実効性のある取組みとすることが肝心!!
〈部長答弁〉今年度2学期から、各学校の教員への具体的な支援の在り方を示す手引きを作成し、体制を整えていく!!
④主権者教育について
〈質問の観点〉18歳選挙権導入により来年参議院選挙から実施予定となることから、特に市立高校には早急な主権者教育が必要。小学校から高校までを含め今後の主権者教育として、「権利と義務」を自覚し社会的リテラシー(判断力と批判力)の育成が大切。
〈部長答弁〉学校の政治的中立を確保しながら国家や社会の形成者として必要な政治や選挙への関心を高め、政治的な教養を豊かにするための教育の充実を図る。
特に、不登校対策については、一人でも多くの子どもたちが、楽しく学校生活を送ってほしいと切なる願いで質問として取り上げ、教育委員会がこの2学期から積極的取り組みを開始してくれます(‘ω’)ノ
これを有効なものとするため、今後も注視していきます☆