11月は児童虐待防止推進月間です。
公明党沖縄県本部の青年局と女性局はことしも合同でオレンジリボン街頭を那覇新都心で開催しました(11月9日)。
シンボルであるオレンジ色は子どもたちの明るい未来を表し虐待防止への強いメッセージが込められています。
那覇市の虐待相談件数は全国と同様に増加傾向にあります。
平成30年度は前年度より43件増の292件。
心理的虐待がネグレクト(育児放棄)をはじめて上回りました。
公明党はこれまで一貫して児童虐待防止対策を推進。
出産から妊娠そして子育てまで切れ目のない支援を行う日本版ネウボラ「子育て世代包括支援センター」の全国設置に取り組んできました。
那覇市にも昨年7月「らららステーション」の愛称で開設したことを紹介。
那覇市の窓口は2カ所あります。
那覇市与儀の那覇市保健所2階の地域保健課。
そして本庁舎3階のこどもみらい課。
この2カ所が「らららステーション」です。
両窓口には母子保健コーディネーターが配置され子育ての困りごとや悩みを丁寧に伺い適切な支援につなげるワンストップの窓口となっています。
また児童相談所につながる全国共通ダイヤル「189」。
ガイダンスが短縮されことしから通話が無料化されています。
2019年の標語は「189(いちはやく)ちいさな命に待ったなし」
子どもたちの命を守るため子育てしやすい環境をつくるためこれからも力を合わせてまいります。
沖縄の歴史と文化のシンボル首里城が10月31日未明、大規模な火災により焼失しました。
速報を知ったのは行政視察で訪れていた宿泊先の札幌市内のホテルでした。
早朝テレビをつけると画面に首里城が炎上する衝撃的な映像が流れ「全焼」という文字が目に飛び込んできました。
信じられませんでした。
議長の判断に従い常任委員会の視察を切り上げて那覇へ戻りました。
いち早く公明党が動いているのを知ったのは羽田空港の待ち時間。
その日の13時半でした。
ちょうど首里城鎮火と同時刻でした。
斉藤鉄夫幹事長(沖縄21世紀委員会委員長)らが赤羽一嘉国交相に首里城火災支援に関する緊急要請を行ったというニュースをSNSで知りました。
党の迅速な対応に胸が熱くなったのを覚えています。
その後、斉藤幹事長はじめ赤羽国土交通大臣、党の国会議員らが火災現場を視察。
沖縄振興予算とは別枠で財政支援の予算を確保したいとの考えが示されました。
出火原因の特定や責任の所在などはまだ明らかではありませんが、県内外そして海外からも励ましの声や支援の申し出が後を絶たず、首里城を想う、沖縄を想う多くの皆さまの真心に日々心打たれています。
写真はことし1月に首里城正殿うしろに再現された大奥「御内原(おうちばら)エリア」開園記念式典に参加したときに撮った1枚。
ちょうど正殿も塗り替えられたばかりで真近で見た鮮やかな朱色の正殿の姿が今でも目に焼き付いています。
「首里城に会いたい」
ことし撮った写真を眺めながら沈む気持ちを整理しています。
きょう11月18日、首里城再建に向けた知事直轄の専門ームが発足しました。
紅(くれない)の首里城に再び会える日まで再建の歩みを記憶に留めていこうと思っています。
公明党も那覇市議会も早期再建支援を全力で後押ししてまいります。