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名古屋市 澤田晃一
sawada51@zc4.so-net.ne.jp
バックナンバー 2014年 9月

 これまで、学校のトイレをキレイにしたいとの一心で、同僚の佐藤健一議員(港区)とともにトイレ改修を推進してきました。
 
 9月22日の本会議で「今後は最優先で、学校トイレの整備を計画的に進めるべき」と質問したところ、教育長は、「今後トイレ改修のペースを上げていく必要がある。今、おこなっている小中学校普通教室へのエアコン整備が終わったあとには、計画的なトイレ改修に取り組みたい。」と答弁していただきました。

 私の調査によれば、とりわけ大きな改修が行われていないトイレの数は、昭和45年以前に建築された校舎を中心に、名古屋市内で男子用、女子用合わせて約2,800箇所もあります。ちなみに、この約2,800箇所を洋式便器や自動洗浄装置付きの小便器に替え、床のドライ化などの改修した場合、約180億円かかる計算になります。
 初当選以来、限られた財源のなかで、このように費用がかさむ学校トイレの改修を着実に実施していくためにはどうしたらよいのか。他都市を調査したり、ドクターや研究会の方とお会いしたりして検討を重ねましたが、やはり教育委員会のなかでトイレ整備の優先度を上げていくしか解決方法はないという結論に至りました。

 以前に比べ、トイレ整備のスピードは1.5倍になっていたことから、整備は進んでいると安易に考えていたのですが、今年の春先を中心に児童・生徒や保護者から、「学校のトイレが全然キレイになっていない」という声が一斉にあがってきました。
 トイレがキレイになったと実感できるようにしなければならない。これが、今回、トイレの問題を再び取り上げた大きな理由です。

 
 予算規模約50億円の小中学校普通教室へのエアコン設置工事は平成27年度中に全て完了します。答弁の通り順調に準備が進めば、平成28年度から、いよいよ本格的なトイレ改修が始まることになります。大きなポイントは、来年度の予算編成と入札不調にどう対応するかになると思われます。

 
 過去、排せつやトイレに関係する多くの方々とお会いし、多くの視点とお知恵をいただきました。皆さんに共通していたのは、「排せつの尊厳を守らねばならない」という強い思いでした。今回の答弁によって、待ちに待った名古屋市教育委員会が仲間入りされました。
おめでとうございます。そして、これから一緒にとりくみましょう。

〈ご参考に〉
これまで、我々がトイレ整備を強く主張したことなどによって、
①トイレ改修工事を含む大規模改造の年間実施平米数が1.5倍に増えた。
②学校トイレに関するアンケート調査が実施された。
③トイレ整備における改修指針が策定された。
 あわせて、私が提案した、子どもたちに排せつの重要性を教える「うんち教室」が市内61の小学校で開催されるなど着実に対策が進んできました。

 名古屋市北区にある名城公園では、ランニングコースを利用する市民ランナーが増え続けています。

 なぜ、名城公園は市民ランナーに人気があるのでしょうか。
 公園のランニングコースは1周・1300mあり、100m毎に距離表示がされているため、本格的にトレーニングをしているランナーにとっては、走行ペースがつかみやすく、練習に適しているからと言えます。さらに都心に近いことや、条件付きで路上駐車が可能なことも相まって、特に3月の名古屋ウィメンズマラソン開催時期が近づくほど、スピード練習を行うランナーでより一層賑わいます。

 また、公園内には、無料で利用できるコインロッカーと10分・100円のシャワールームが設置されています。しかし、4室あるシャワールームの1室は故障中で、全体的に老朽化が進んでいます。さらに11月からは、施設の利用時間が夕方の5時半までになるため、仕事帰りにコースを走るランナー達は、自家用車の中で着替えたり、やむを得ず荷物を公園内に置いたままランニングしたりしています。
 特に女性ランナーは、着替えも含め、本当に不便との声をお聞きします。

 そこで、9月22日の本会議で名古屋市に対し、コースの整備と一緒に、女性ランナーも安心して利用できるロッカールームやシャワールームなどを完備したランナーのサポート施設を整備すべき、との質問を行いました。

 名古屋市の答えは(民間事業者の誘致を前提に)、
①今後、名城公園を走っておられるランナーの方にどのようなサポート施設であれば利用されるかなどをお聞きする。 
②他の都市も含めて同様の施設を運営している事業者に対し、施設の運営方法や内容、採算性、参入の意向等についてヒアリングを実施する。
③諸課題を整理・検討し、速やかに判断したい。 というものでした。

 ランナーサポート施設を作るだけで、お金をかけて大がかりに整備を行わなくても利便性が大幅にアップし、公園利用者が増える可能性が高いはずです。費用対効果は絶大です。

 公園を管轄している名古屋市緑政土木局は、「いまの施設はランナーにとって使いやすいとは言えない。」と、ランナーサポート施設の必要性は十分に理解していると言っています。

 ちなみに、名城公園は、昭和5年12月に名古屋離宮廃止に伴い名古屋市に下賜されました。現在の土地所有者は財務省であり、名古屋市は財務省から無償で土地を借りて公園にしています。
 
 名古屋市には、諸課題の解決に向けて知恵を絞り、精力的に交渉を行っていただきたいものです。
〈写真は、愛知学院大学・名城公園キャンパス内のアガルスタワー10階からの眺望。名城公園の緑の奥には名古屋城や名古屋駅のビル群が。素晴らしい眺めです!〉