名古屋市会議員 さわだ晃一
(西区)

時代を見つめ、次代を変える。

ベビーシッターを騙る犯罪

未分類 / 2014年4月18日

 埼玉県内でベビーシッターを称する男性に預けられていた2歳児が死亡した事件を受けて、4月7日、河村市長に対して「ベビーシッターの実態に関する緊急申し入れ」を公明党市会議員団として行いました。

 本市独自でのベビーシッターの実態調査やベビーシッター利用にあたっての注意点をまとめ、利用者に対する注意喚起を行うことなど3項目を申し入れたのですが、この提案に基づき、ベビーシッターなどに関するトラブルの事例について、広く情報を寄せていただく情報受付電話の開設が早速、決定しました。

 ベビーシッターの業界団体である公益社団法人全国保育サービス協会では、独自で厳格な認定制度を設け、ベビーシッターの質の維持に懸命に取り組んでおられます。
 今回の許しがたい犯罪は、子育て世代に大きな不安と恐怖を抱かせただけでなく、ベビーシッター業界への信頼をも大きく失墜させました。市議団として、更なる保育サービスの充実に全力で取り組んでいかねばと、決意を新たにした出来事でした。
 
 併せて「ベビーカーマークの早期導入についての申し入れ」も行いましたが、これは国土交通省が新たに定めたベビーカーの全国統一マークを本市でも市バスや地下鉄などに早期に導入すると同時に、ベビーカーを折りたたまずに乗車できる設備の導入や、ベビーカー操作に対する保護者への注意喚起、また、周囲の乗客への理解が進むように取り組むことを要望するものです。
 席上、より効果的に注意喚起を行うために、地下鉄のベビーカースペースの床の色を変えることなども要望しました。
 
 今回も、市議団の政審会長として文案の作成から申し入れの段取りに至るまで携わることができました。今年度も頑張ります!