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名古屋市 澤田晃一
sawada51@zc4.so-net.ne.jp
バックナンバー 2012年 10月

 レセプト(診療報酬明細書)には、実に多くの情報が記載されています。
 患者の個人情報をはじめ、病名や投薬、注射やリハビリの点数など、医療機関が保険者に対して送る「請求書」がレセプトであるため、実に細かい情報が満載なのです。

 公明党の佐藤健一議員(港区選出)が、平成24年9月定例会の個人質問において、レセプトの分析結果を基にジェネリック医薬品の利用促進や生活習慣病の重症化を防ぐ取り組みにより、医療費の大幅な削減が可能であるとの提案を行いました。その効果額は、年間約20億円と推計されています。

 私も、財政福祉委員会において同様の主張を展開しましたが、その中で気づいた点がありましたので言及します。

 近年、歯科医療と全身の健康との関係が指摘されています。
レセプトには大きく分けて医科入院、医科入院外、調剤、歯科の4種類がありますが、一方で歯科レセプトデータを分析することにより、名古屋市における新たな保健課題が明確になるのではないかとの思いを抱くにいたりました。
 
 以下、具体的なデータを挙げて説明します。

①厚労省研究班が、愛知県の健康な高齢者4425名のデータを分析したところ、歯がほとんど無く義歯を使用していない人は、20本以上歯が残っている人と比べ最大1.9倍認知症のリスクが高い。

②全国5道県の国保連や歯科医師会が歯の数と医療費の関係を調査したところ、歯の数「0ー4本」対「20本以上」比で最大1.71倍の開きがあり、歯が残っている人ほど医科医療費が少ない傾向を示した。

③デンソー健康保険組合がレセプトを検証したところ、歯周病疾患と糖尿病併発の傾向はあり、年齢が上がるほど併発率は上昇。糖尿病のある方は、10歳代でも20%弱の歯周病疾患を併発している。

 名古屋市内の国民健康保険加入者は約59万人、国民健康保険特別会計の年間歳出額は2000億円を大きく超えています。平成23年度決算によると事業費は前年度比で約80億円増加しています。

 医療費を適正化し保険料値上げを抑制するため、レセプト分析のデータを基に的確に課題を絞り込み、その対象者に向けて効果的な保健指導を行うべきなのです。

 前向きな提案だと思うんですけど。