名古屋市会議員 さわだ晃一
(西区)

時代を見つめ、次代を変える。

神は細部に宿る

未分類 / 2012年5月19日

 あなたの街の洪水・内水ハザードマップ(避難所マップ)平成24年4月版が発行されました。
 
 同マップには庄内川・矢田川、新川・五条川が氾濫した場合と、大雨(時間雨量97mm)による浸水の場合に区内で、どの程度の被害が予想されるかが浸水深ごとに色分けされています。

 ハザードマップを熟読してみると、浸水が起きる仕組みや防災情報(避難準備情報・勧告・指示)の伝わり方、簡易水防工法の例など、災害に直面した際に、どう行動したらよいかが詳細に書かれていることがわかります。

 その中で、「大切な日ごろからの備え」の項に、非常持出品と備蓄品を準備しておきましょうとの記載があります。
 ちなみに、平成22年6月発行のハザードマップでは写真の通りの記載となっています。

 災害が起こった時に避難開始と同時に持って出るものが、非常持出品です。これで3日間、命をつなぎます。行政の支援が遅れたり、不十分な場合に備えて自宅に物品を備えておくのが備蓄品になります。

 従来の記載では、非常持出品と備蓄品の区別がされていないことにお気づきでしょうか。これでは、いざ準備をしようとするときに戸惑ってしまう方もいるかもしれません。

 この点を昨年の議会で消防局に指摘したところ、

 最新版では、このように非常持出品と備蓄品が区別され、それぞれ準備しやすいように記載の改善がなされています。

 しかし、我ながら、細かい仕事してるなーと思いますけどね。