5月15日木曜日、野母崎の炭酸温泉による地域活性化の可能性について医学博士であり、国内において炭酸温泉の第一人者である浦川豊彦先生を訪ねました。

皆さんは炭酸温泉をご存知ですか。その名の通り、二酸化炭素が水中に大変多く溶け込んでいる温泉の事です。

実はこの炭酸温泉には、いまだ多くの日本人に知られていないびっくりするような力が秘められています。

しかもすぐ使える高濃度の炭酸温泉は国内どこにでも湧き出るわけではありません。

皆さんご存知でしたか、ヨーロッパのドイツでは、国立の温泉研究所があり、その温泉治療専門の病院・クリニックがあり、温泉治療専門のお医者さんがいて、国の医療保険や年金保険で全額保険適用され、自己負担1日10ユーロ(1100円ぐらいか)で治療やリハビリを受けることができる療養地、ドイツ語で「クアオルト」を法律で厳格に定めて現在約380ヶ所、全国民が利用できるようにしています。

湯治場ではないのです。病院として、治療を施しています。その温泉が炭酸温泉なのです。

炭酸温泉に入ると、皮膚から二酸化炭素を吸収され、血管が増大し、全身の血流亢進と代謝促進をもたらすそうです。。

すると、どす黒い静脈血が動脈血のようにきれいな鮮血色に変化します。

運動をしていないのに、運動をしたような状態になり、心臓は楽に動きながら、全身の血液流である心拍出量は確実に増加し、「運動しない運動療法」と呼ばれています。

また、炭酸温泉による治療と予防が最も期待されているのが、糖尿病です。

炭酸温泉を利用する糖尿病患者の血糖値は減少し、人口炭酸泉治療に取り組んでいる名古屋市共立病院では、ASOによる壊疽の治療に炭酸泉足湯を取り入れ、85%の高確率で足の切断手術を回避しています。

もともと美人の湯として知られていた炭酸温泉ですが、このように医療や介護に大きな貢献ができる可能性を持っています。

それが、長崎の野母崎に超高濃度の炭酸温泉が湧き出ており、実は現在さらにもう1本温泉を掘っています。

いずれにしても今後、地域の住民がこの資源の価値に気づき、地域の発展のためどう活用していくか真剣に取り組めるかが一番重要な事だと浦川先生は言われておりました。

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