長崎市議会議員  永尾春文 

ごあいさつ

ごあいさつ

みなさまの真心に支えられて、この長崎市議会議員にならせていただき3期目となります。

本当にいつもありがとうございます。

市議会議員の仕事は、市民の生命を守り、安心して暮らせる街づくりを行なうことだと考えております。それを実現するためには、常に現場に出向いて、市民の意見を聞き、調査をして問題に取り組んで参りました。市民相談件数は2期8年間で1500件を超え、解決できない事も数多くありましたが、誠実に一つ一つ取り組んできました。

今、長崎市の大きな課題は、少子高齢化と若者の人口流出による人口減少です。2040年あと21年後には長崎市の人口は約8万人減少し、人口は約33万人なる事が国の人口統計より明らかになっています。これは、私が初めて市議になった8年前に分かっていた事です。なりたての頃、調査したその数字に愕然とし、議会で取り上げた事でした。これからの長崎市の街で、高齢者の方が安心して暮らし、子どもたちが安全に学ぶ環境をつくり、子育て世代が少しでも豊かに暮らせるようになるためには、若者の雇用創出が最も重要な課題です。

 

これまでに私は、長崎の強みである観光業の衰退を止め、ビジネス観光を創り出し、新しい観光まちづくりを実現するため、交流拠点施設であるMICE施設と新しい観光事業体であるDMOの実現に積極的に取り組んで参りました。長崎観光の衰退の大きな原因は、少子化による修学旅行者数の激減です。このパイはこれからも年々小さくなっていきます。逆に、他の国内観光都市に対し、最も遅れているのがビジネス観光の獲得です。この解決のため、世界標準のMICEとDMOを長崎市は初めて導入する事が決定されました。国内の旅行者数は減少傾向にあり、今後期待されるのは海外の観光客の誘致です。長崎が名実ともに国際観光都市に生まれ変わろうとしています。世界標準のビジネス観光が確立する事で、語学を専門とする市内の大学がインターンシップ活用によりMICE、DMOを学べる国内でも珍しいMICE研究都市になってまいります。長崎に来ると世界標準の観光が学べる都市として、今後も発展していかなければなりません。全ては、この長崎市に、専門性のある仕事を数多く作り出し、若者の雇用創出を実現する事です。更なる推進を進めていく決意です。また、MICE建設・運営にかかるお金について、いろいろな意見が出されていますが、最新の公民連携による、お金がかからない仕組みと収入がある仕組みについて、あまり報道がなされておらず、誤解と混乱を招いている事は残念です。市民の負担がなるべくかからない仕組みは他都市と比較しても最先端の制度設計が実現されています。詳しくは私の議員通信第20号をご覧ください。

 

一方、観光業は災害などに弱く、浮き沈みが激しい業界でもあります。ですから、観光業だけに頼るのでなく、長崎市の基幹産業である製造業の振興を図っていかなければなりません。その一つが、海洋再生エネルギーを中心とした海洋構造物製造業の振興です。これは造船業の技術が大いに期待できます。例えば、浮体風力発電は高さ100メートル以上あり巨大海洋構造物として、長崎の技術が生かされます。また、潮流発電もありますが、高さ20メートル以上のビルのような物を海底に沈め、中の巨大なプロペラで発電するものです。こういった機械のメンテナンスは、海中で行われるため、潜水の技術を生かした新しい調査メンテナンス事業も必要になってきます。長崎市の強みを生かした産業振興による若者の雇用創出は製造業においても、進めていかなければなりません。

 

また、この長崎市は他の都市と違って、原爆の被害にあった世界最後の都市であります。あらゆる苦しみを乗り越え発展してきたこの街は、人類史上、奇跡の街であり、希望の都市であります。この意味で、私たち長崎市民は、世界中の人々に、核兵器禁止を、核兵器廃絶を指導しなければなりません。長崎市は人口40万の小さな都市ですが、この一点だけは、外すことができない責任があり、人類にとって歴史上あまりにも重大な使命があると考えております。

 

いずれにしましても、長崎市の発展が世界平和に直結するとの思いで、市民の方が安全に安心して暮らせるよう、皆様に幸せの春風を送る思いで、全力で取り組んでまいります。今後とも、どうかよろしくお願いします。

詳しくは、議会ごとに取り上げた施策について書かれた議員通信をご覧ください。