11月24日(土)、県総合福祉センターにて開催された「登校拒否を考える親の会」主催の講演会に参加しました。

◆不登校は問題か?◆
講師は長崎市出身で日本で初めてスクールソーシャルワーカーとして活動を始められた、日本社会事業大学特任教授の山下英三郎氏です。
不登校を巡る諸課題についてソーシャルワークの手法をもってアプローチされており、大変興味深くお話しを拝聴いたしました。

不登校に対する世間一般の誤った捉え方や不登校に至る社会的背景についての明快な分析には説得力があり、自身考えさせられました。
特に共感したのは、不登校に関する基本的なスタンスとして「あるのが当たり前」とし、社会や人間の多様性を考えるならば、学校という社会空間に対して違和感を抱く子どもが一定数いるのはある意味前提であって、不登校だけを過剰に問題視するのはそのこと自体が問題ではないかという主張です。

確かに様々な価値観や生き方が許容される現代にあって、不登校というだけで一方的に不適応者のような烙印を押され、肩身の狭い思いをしている当事者やご家族の方がこの長崎でも多数おられます。
私たちはこの不登校という現実について、今一度立ち止まって「どこが問題なのか、本当に問題なのか」をじっくりと落ち着いて考える時期にきているかも知れません。

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