menu

昨日、長野広域連合常任委員会の視察で「特別養護老人ホーム須坂荘」(須坂市)、「湖周行政事務組合・諏訪湖周クリーンセンター」(岡谷市)の視察に行ってきました。
須坂荘は食堂が手狭になり昨年改装し、車椅子でもゆったり食事ができるようになりました。
須坂荘から北信五岳が綺麗に見えました。
諏訪湖周クリーンセンターは、国のダイオキシン対策として進められたごみ処理施設の広域連携(岡谷市、諏訪市、下諏訪町の3市町)計画であります。現在、岡谷市に建設中で平成28年8月に完成予定であります。
今回のクリーンセンターの設計、施工、運営をDBO事業にする事により、従来の方式より20年で14億円の経費の削減が見込まれます。
※DBO事業とは、「公共団体」が資金を調達し、「民間事業者」の提案を取り入れながら、施設の設計・建設を行い、完成した施設は「公共団体」が所有します。運営維持管理は「特別目的会社(SPC)」が長期にわたって運営・維持管理を行う事業方法。
また、発電設備もあり、年間約1億2千万円の売電が見込めるとの事です。
業者選定の基準ですが、価格ではない部分(性能、安全性、環境など)と価格の2分野で得点をつけた。選定基準を価格に偏らせない為に非価格の分野を先に評価をして最終的に価格の評価を参考にしたとの事でした。
いろんな意味で大変参考になった視察でした。
長野広域連合はA焼却施設、B焼却施設、最終処分場の整備を平成30年度中を目指して計画を進めていますがしっかりと参考にしていきたいです。

コメントは受付けていません。

Twitter
サイト管理者
長野市 勝山秀夫
katsuyama@nkomei.com