Archive for 2010年 12月
地域ささえあい研修会に参加
昨日、知多市勤労文化会館で行われた「地域ささえあい研修会 in 知多」に参加しました。
会場いっぱいの参加者でした。清水肇子さんの基調講演「新しいふれあい社会」と明るい未来では、困っているときはお互い様、いろいろな形のボランティアがあって良いとのことでした。
その後、地域活動実践者の体験発表がありました。
「南粕谷おたすけ会・元気会」 の報告から
知多市の一番南にある南粕谷は、人口約5,500人、1800戸程の地域です。60歳以上が約40%で核家族化が進んでいるという。 「高齢者の認知症・閉じこもり・寝たきり、介護予防」や「困ったとき気軽に相談でき手伝って欲しい」ということが顕著になっていた。
そこで、問題意識を持った個人が協力者と支援者を得て「南粕谷おたすけ会・元気会」を設立した。6年前に会を立ち上げ活動をしているが参加者は年間1,000人を超え、支えるボランティアは29名(うち男性は8名)。
元気会では年間行事計画を立て活動している。防災では、震度体験やAEDの講習、非常食を作ったりした。新春コンサートには120人から130人が参加した。
また、困ったとき、いろいろな事を気軽に頼めるおたすけ会はボランティアがお手伝いをする。例えば、ベッドの移動、水道の栓をレバー式に付け替える、部屋の中にあるインターホンの位置を替えるなど、困っていることをお手伝いする。
困ったときに近所で助けて頂ける事は本当にありがたいと思います。
その他にも、「みんなで菜園、野菜作り」「ふれあいいきいきサロン『うめサロン』」「男のたまり場」「共同の居場所づくり」「高齢者の自立支援」「ふれあいいきいきサロン&あんしんとなり組」の活動報告がありました。
皆さんそれぞれボランティア活動をするきっかけがあったようです。確かに高齢社会で核家族化が進む中、地域で支えあうことはとても大事だと思います。大変勉強になりました。