文教委員会-2017年9月-
2017-09-12
正確なやり取りは、議事録を待つこととし、私が発言した要旨を中心に書いておきます。
◆補正予算
〇私立幼稚園における一時預かりに、東京都の補助金がつくため
武蔵野市の補助金は、250日/年 以上預かりを実施している3幼稚園
今回、230日/年程度預かりを実施している3幼稚園に都の補助金がおりることになった
〇新学校給食桜堤調理場(仮称)基本設計に関する補正予算
武蔵野市の人口推計が平成26年より上ぶれしていることが、平成28年の推計でわかりました。このままでは、「平成30年あたりから給食が足りなくなる!」ということで、急いで、新給食施設の建設を行うこととなりました。建設費は、概ね25億円程度と予想されており、このような、大きな事業を大急ぎで行うことに違和感を感じるととともに、桜野小の2回の増築、大野田小の増築と1年たたないうちに学区変更の話が出ていることから
人口推計がなぜここまで外れるのかということが追及されました。
<人口推計について>
※コーホート要因法:人口変動の要因(出生、死亡、人口移動)の仮定に基づいてコーホート毎に将来人口を推計する
問)人口推計とは、そもそも、国の人口動向などを見たりするときに使われるもので、大きな流れはわかるが、あまり狭い地域で行うと誤差のほうが大きくなってしまうので、データーがどの程度の確率で、上ぶれ・下ぶれするのか、もう少し現実的に確立は確立として、示せないか。
また、上ぶれ・下ぶれした時の対応策も初めから考え、説明する必要があるのではないか。
問)平成26年の人口推計の費用が3,218,400円 給食施設は、25億という概算だから 調査費は、0.13%程度である。今後、公共施設の更新に向けて、毎年推計をとってもいいのではないか。
答)検討する
<「小中一貫教育」との関連>
問)現状は、現在の小中施設別で基本設計ということになると思うが、平成29年度末に「小中一貫教育」の方針が出、施設一体型と決定された場合は、基本設計を変えるのか。
答)基本設計は、平成30年6月くらいまでかかるので最初のスペックから変更はできない
<公共施設マネジメントの視点から>
問)需要に見合う施設にしなくてはいけないと思うが。どう考えるのか
答)P20 中期的な視点
規模の縮小、多機能化等を見据えた提案にしていく
例えば、始めから、1200食のラインを5系統作るとか、汎用的なものを
作り後で別の用途で使えるようにしていただきたい
〇調理器具の耐久年数はどのくらいか?
旧施設の鍋などの備品の販売やリサイクルは考えていないのか
答)耐久年数は、器具によりまちまちだが、高価なものなので、リユースできるものはリユースしていく
以上、質疑のあと討論
人口推計に関して、ブレて当たり前なので、点の対応をしないで頂きたい。
そして、公共施設マネジメントを進めてきた武蔵野市だからこそ、10年で約2000人増え次の10年で元に戻るという大きな児童生徒数の変動に対しても、ムダのない公共施設マネジメントで対応したと20年後の皆さんから言っていただけるような、新給食施設を建設して頂くことを希望し、賛成とします。
行政報告
子育て応援サイト「むさしのすくすくナビ」運用開始
平成29年10月1日より運用開始
市の子育て情報を、伝える
予防接種のスケジュール管理ができるなど
私からは、
問)渋谷区でやっているLINEにより、個々の質問を聞き、AIが答えるような
利用者の声を聞くシステムは入れられないか
答)今後の課題
「むさしのすくすくナビ」詳細は下記
http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/shisetsu_jigyo/1017410.html