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文教委員会

子育て支援 文化・教育 議会、委員会 / 2017年6月19日

2017-06-19

新しいメンバーで初の文教委員会が開かれました。大先輩がたくさんのメンバー構成ですが、議会3役の方が2名いらっしゃることもあり(議会3役は他の役を兼任しない)、副委員長を仰せつかりました。

議案第60武蔵野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例

これは、公明党が大きく進めて参りました、幼児教育無償化へ国の制度が前進したことによる、幼稚園、認定こども園(1号認定)の利用負担額が一部軽減されます。

公明:幼児教育無償化が前進

https://www.komei.or.jp/news/detail/20170124_22756

議案第61号 武蔵野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例

支給認定証の事務を簡素化するもの

 

私が訴えさせて頂きましたのは、国も幼児教育無償化に動いている。

そんな中で、

人口14万人、H29一般会計予算 約655億円という武蔵野市の規模と似ている、大阪府守口市では、平成29年4月より 幼児教育を無償化しています。

武蔵野市にあっても、所得にかかわらず、すべての子供に質の高い幼児教育を受ける機会を保障することができるよう、国を追い越して支援をお願いしたいということを、訴えさせて頂きました。

 

議案第65号 平成29年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)

平成30年4月開園予定の認可保育園(5月16日の文教委員会で報告済み)と既存の小規模保育施設が、近くに物件を確保できるため、合築し、駐輪場のことや、給食のことを解決し、将来的には、一時預かり保育やひろば事業等に乗り出すことも検討しているというものです。

待機児対策は、もちろん進めなくてはいけませんが、保育の質を確保しなくてはいけないという議論がありました。

2017-06-19小規模保育

行政報告

  • 教育、文化等の総合的施策の大綱の一部改定

議論のなかで、小中一貫教育検討委員会のスケジュールが明らかになりました。

○8月ころまでに、検討委員会設置し、3月までに委員会の意見をまとめる

○12月ころには、中間報告を行い、市民や議会に説明し意見を聞く

私の方からは、検討期間が短すぎるのではないかということを言わせてもらいました。

もし、委員会の出した結論に対し、市民や議会から多くの課題が指摘された場合、委員会の延長はできるのか、伺いましたが。学校施設の改修計画との関連もあるので、できる限り3月までに、方向をきめたいということでした。しかし、納得なしに進められるものではないので、しっかりみていきます。

ネウボラやSSW(スクールソーシャルワーカー)についても書き込みがあることは評価できるのですが、「困る前につながれる」ことがないと、相談機能はうまく働かないことを指摘させて頂きました。

学校施設の再編に関しては、公共施設マネジメントの観点からもしっかり考えて頂きたいことも申し添えました。

  • ファミリー・サポート・センターの設置

いよいよ武蔵野市でもH30年1月(開始予定)より、ファミリーサポート事業が始まります。委託先は、ひまわりママさんです。

運営主体を、子ども協会にし、そこから委託したほうが、ワンストップ化できるのではないかという意見を述べさせていただきました。

2017-06-19ファミサポ

  • 中高生世代広場の試行実施
  • 損害賠償請求が取り下げられた
  • 学校給食施設検討委員会の検討状況

児童・生徒数が増加傾向にあることから、自校式、共同調理場式ともに、供給能力を超えてしまうそうです。平成30年105食から超過が発生し始め、平成38年1216食超過がピークだそうです。そこで、市は、桜堤調理場の建替えを前倒しし、対応しようとしています。

しかしながら、一方で、小中一貫、施設一体型に変更しようとしているわけで、施設一体型で学校施設の建替えを進めた場合、平成46年までに、7校の小学校が建替えですので、そこに1校づつ中学が入ったとすると、平成46年以降は、大野田小と千川小しか新調理施設を使わなくなってしまいます。これは、とても無駄になってしまうので、小中一貫施設一体型の結論に至ったとしたら、こちらの給食施設の計画は、変更が必要になるのではないかということを指摘させて頂きました。

また、小中一貫教育の検討は、非常に重要な問題なので、給食施設のタイムリミットはあるにしても丁寧な議論をお願いしたということも言わせて頂き

委員長より、小中一貫教育の検討委員会の内容については、随時報告して頂きたい旨、発言がありました。