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あつ子の星空案内

新年は、金星に注目!

2016-12-28

南西のそらに、金星が輝いていますね!

金星は、地球より内側にある惑星なので、望遠鏡で60~100倍でみると月のような満ち欠けが見えます。1月12日に東方最大離角となるので、この時は、半月になります。

年明け早々は、月と金星・火星が宵の空できれいに見えます!

1月2-3日は、夕方西の空に注目です!

それから、1月3日には、しぶんぎ座流星群もあります。

あったかいかっこうでぜひ観測してくださいね。

 

★1月2日の夕方から宵、南西の空で月齢4の細い月と金星が大接近して見える

https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/8839_ph170102

★宵空で月が火星・金星と共演!

1月3日の夕方から宵、南から南西の空で月齢5のやや細い月と火星が大接近して見える。

国立天文台

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017//01-topics03.html

アストロアーツ

https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/8840_ph170103

★1月3日、しぶんぎ座流星群の活動が極大となる。月明かりのない好条件で、3日深夜から4日未明にかけて、空の条件がよいところで1時間あたり数十個程度の流れ星が見られそうだ。

国立天文台;

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017//01-topics02.html

アストロアーツ:

https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/8841_ph170103

金星のこと

金星は、外見は地球と似ていますが、環境は大きく異なります。表面温度が約500℃、気圧は90気圧。大気は二酸化炭素。大気の上層部には、時点速度をはるかに超える時速360kmの強い風(スーパーローテーション)が吹いています。しかも、太陽系のなかで唯一反対方向に自転しています。このような謎に満ちた惑星の神秘を解き明かすため、2010年日本の探査機「あかつき」が打上げられました。しかし、最初の軌道投入には失敗。あきらめず、2015年12月再投入し成功して、現在、金星軌道を回りながら観測を続けています。

 


本日、火星が地球に中接近!

2016-05-31

今日は、火星が地球に中接近する日です!

南の空を見上げましょう。

宵のころは、南東に、深夜になると南の空にあります。

現在、火星は、さそり座の上あたりにあるので、三つ赤っぽい明るい星が三角に並んでいる上の明るいのが火星です。

下の西側にあるのがさそり座のアンタレス、東側が土星です。

今日は、曇っていますが、火星はしばらく近くにいるので、晴れた日にぜひご覧になってください。

アンタレスの語源は、アンチ・アレス=火星に対抗するものなので、この2つが近くで競い合ってると思うとワクワクしますね。

国立天文台のサイトでもわかるとおり、火星の軌道が楕円であるため、2年2か月ごとに、接近します。

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/05-topics03.html

接近すると、大きくみえるわけですが。。。肉眼では、大きな違いがわからないかもしれませんが、少し明るく見えます。

望遠鏡なら、火星の模様などを観察すると面白いです。(表面をよーくみると、濃淡があります)

 2年2か月という半端な周期のため、最接近するときの地球の位置が変わり、最接近時の距離も変わります。

今回は、中くらいの接近ですが、次の最接近である2018年は、5,759万キロメートルまで大接近です楽しみですね。

国立天文台より 2003年火星

国立天文台より
2003年火星


本日、部分日食!でも、お天気が・・・

2016-03-09 本日、部分日食が起こります。

東京では、

食の始め 10:12

食の最大 11:08

食の終了 12:05

お天気が、ダメそうですね。。。残念

もしも、晴れても、太陽は、絶対、直接見てはいけません!

日食専用の眼鏡(減光フィルター)を通してみてください。

こんな日は、ネットで楽しみましょう!

日本は、部分日食ですがインドネシアの島々では、皆既日食です!

http://www.astroarts.co.jp/tour/201603solecl-j.shtml

たくさんの日食中継が予定されているので、ご覧になってください

http://www.city.himeji.lg.jp/hoshinoko/kansoku/live/live_solarec.html

インドネシアと日本の時差は、日本が2時間程度早いそうです。

ダイヤモンドリング見えるかな☆

国立天文台の写真をアップします。

http://www.nao.ac.jp/contents/astro/gallery/SolSys/Sun/e090722_dia.jpg

 

国立天文台提供 2007-07-22皆既日食

国立天文台提供
2007-07-22皆既日食


冬は星がキラキラ!

2015-12-29

寒くなると、星空がとてもきれいですね。空気がすんでいるということもありますが、冬の星座にはたくさんの一等星があります。

まず見つけるのは、オリオン座です。きれいに並んだ三ツ星が目印です。その周りを四角く取り囲むように4つの星があります。四角の左上に赤いベテルギウスと右下に白いリゲルが一等星です。オリオン座の左下には、全天で一番明るいシリウス(おおいぬ座)さらに左側にプロキオン(こいぬ座)が輝いています。狩人オリオンが2匹の犬を連れて狩りに出かけているようですね。オリオン座の右側には、オレンジ色に輝くおうし座のアルデバランや昴と呼ばれているプレアデス星団もぜひ探してみてください。

☆1月4日 しぶんぎ座流星群

☆夜明け前の東の空には、金星・土星・木星・火星が輝いています。

3月9日10時~12時部分日食。東京で食の最大は、11:08ころ。


 明日26日、少し早起きしてみませんか♪

2015-10-25

皆さんは、朝何時に起きますか?私は、昨夜、子どもと寝落ちしてしまったせいで、今朝3時半ころ目が覚めてしまいました。
外はビュービュー風の音がしていたので、これは空が晴れている‼‼と直感しベランダに出たら、冬の星座 オリオン座がどーんと南の空に見えていました。そのあとを追うように、おおいぬ座のシリウスが輝いていて、冬が来るんだなあと思いました。
あまり星がきれいなので、上着を着て、外に出てみました。
東の空も見上げてみると、びっくりするくらい明るい金星が見えました。そのすぐわきには、木星も見え、更に、少し下には、赤っぽい火星が見えていました。
そうなんです、今、東の空は、惑星が集合しています!
そして、明日26日未明(4時前くらいがおすすめ)金星と木星が最接近します。
金星は、マイナス4等。木星は、マイナス2等。とても明るいです!
明日に向けて、金星と木星は、日に日に近づいてきましたが、また27日から徐々に遠ざかります。
予報では明日も晴れそうなので、ぜひ早起きして明けの明星を見てみてはいかがでしょうか★
アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2015/10/21/index-j.shtml
国立天文台
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/10.html

惑星の雑学
星はまたたいています。だから、ほんとは球体なんですけど、星の絵は、とげとげが出てる感じに書きますよね。
ところが、惑星は、瞬きません。
なぜでしょう?
恒星は、非常に遠くにあるので点にしか見えないから、ちょっとした大気の揺れでちらちら移動して見えるのですが、惑星は、恒星と比べると、とても近くにあるのでちゃんと円形に見えている(つまり格段に大きく見えている)ので、大気の揺れの影響を受けにくいのだそうです。
関係ないですけど、私はゴッホの「夜のカフェテラス」の絵が好きです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B9


 

今年の中秋の名月は9月27日

2015.09.21


 

先週までの雨がうそのように、シルバーウィークは、晴天続きですね!

皆様、いかがお過ごしでしょう?

私は、昨日、久しぶりに観望会のお手伝いに行き、土星や月を望遠鏡で見てきました。

さて、9月といえば「中秋の名月」です。

私たちは、日常、太陽暦を使っています。月は、29.5日で一まわりなので、私たちの暦とは少しづつずれていきます。したがって、毎年、中秋の名月の日は違います。

中秋の名月とは、月の暦で、8月の新月の日から15日目として数えます。

今年の新月は9月13日でこの日を1日目として15日目にあたるのが9月27日ということになります。しかし、満月は、28日だそうです(笑)

中秋の名月と満月はずれることが多いのだそうです。

http://www2.astroarts.co.jp/special/2015moon/index-j.shtml

それから、今月の満月は、今年最大!だそうですので、ぜひ、日曜日の夕方は、東の空を眺めて下さいね!

日没が、17:34

月の出が、16:58

私のおすすめは、18時前後の薄暮の時間です。

高度が低いときのほうが、大きく(錯覚ですが)赤っぽく見えるので絵になります。

2013.9.19 17:52撮影

2013.9.19 17:52撮影


 ペルセウス流星群が好条件です!

2015-08-10


 

三大流星群の一つペルセウス流星群が、8月13日午後3時ころ極大を迎えます。

しかも、今年は、14日が新月なのでとても好条件です‼‼‼

12日夜~14日夜ぜひ夜空を見上げて下さい。

武蔵野市でもいくつかは見えると思いますし、空が暗いところに行けば、1時間に数十個みえるそうです。

流星を見るコツは、まず、

  • 視界が大きく開けていて、危なくないところを探して、寝転ぶ。
  • 自分の目に明かりが入らないように工夫する
  • 目を暗闇に慣らす

1時間くらいは、見るつもりでゆったり観測しましょう。

流星群とは、彗星が自分の軌道上に残していった塵を地球が横切るとき地球の引力にひかれてこの塵が地球に飛び込んで燃えるので光って見えます。ちょっと、がっかりかもしれませんが、流れ星の正体は、宇宙の塵が燃えている。。。。ってことになります。

ですので、それぞれの流星群には、母天体があります。ペルセウス流星群は、スイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)が母天体です。

私は、高校時代物理部(理科全般をやる)で、夏休みの、このペルセウス流星群だけ夜の活動許可が出るので、高校の屋上で寝転び、部員と帰省中のOBで毎年観測していました。

だんだん、流星が少なくなると、退屈なので、アニソンを歌ったりとか~、そして徹夜明けは、なぜか、そのままグラウンドで草野球をやってました。愛媛県人は野球が好きです!

(今治西高校は、今年、怪物清宮くんの早実に負けてしまいました(>_<))

国立天文台のサイト

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/perseids.html

http://www.nao.ac.jp/astro/meteor-stream/perseids.html

アストロアーツのサイト

http://www.astroarts.co.jp/special/2015perseids/index-j.shtml

 

©国立天文台

©国立天文台


金星と木星の接近

2015-06-22


 

梅雨空は続きますね(*_*;

皆さんは、6月20日土曜日の夕暮れ時、西の空をご覧になったでしょうか?

Facebookなどでは、呼びかけたのですが。。細い月と、金星・木星がきれいな三角形をつくっていました。

これを見逃したかたは、これから7月の頭にむけて、雲の切れた夕暮れの空に注目です。

金星と木星がぐんぐん近づいていきますよ。

金星も木星もとても明るいので、西の空の低いところをみるとすぐ見つかりますよ。

2015-06-20月・金星・木星

2015-06-20月・金星・木星

 

アストロアーツより

アストロアーツより

 

土星が見たい!

2015-06-16


梅雨ですね。。。とほほ
天文ファンは、曇りや雨の夜が続くと体の中の星成分が不足してきます笑

折しも、現在は、土星が見頃を迎えておりまするw

てんびん座にあり、ほぼ一晩中夜空に見えています。明るさは0.1等~0.2等で黄白色に輝いています。

たとえば今日の(曇ってますが(>_<))20時ころだと南の空の30度くらいの高さに見えます。

⁰等級なので、周りの星よりは少し明るく、黄色がかって見えます。左下には、夏の星座・さそり座があり赤いアンタレスを目印に探してみてはいかがでしょう。

大きな輪があることで有名ですよね

でも肉眼で見ると輪は、見えません

望遠鏡で倍率を上げてみると輪が本当にみえるんですよー

これは、けっこう感動します!

望遠鏡で土星を導入するとき、まず、低倍率で視界に入れてそこで固定して、接眼レンズを替えて倍率を上げみます。低倍率の時は、丸にしか見えなかったのに、高倍率では、ちゃんと輪がみえるわけなんです。

望遠鏡で土星みたいですよね~晴れたら観望会やりましょうね☆

土星が南中する(真南に来て、地平線からの高度が最も高くなる)のは、東京の場合6月中旬で夜10時ごろ、7月中旬で夜8時ごろ、8月中旬で夕方6時ごろ(日没前)です。南中時でも高度は35度ほどなので、7月までには、みたいですよね。

土星ってどんな星でしょう

土星は、太陽系の中で木星の次に大きい惑星です。(地球の9個分)そして、とても遠くにあります、地球と太陽の距離の10倍のところにあり、およそ30年かけて太陽の周りを公転しています。

土星の輪はとても大きいのですが、厚みはほとんどありません。そして、輪を少し傾けながら公転しているので、地球との位置関係でちょうど土星の輪を真横から見る位置にくると、地球から土星の輪が見えなくなってしまいます。前回見えなくなったのは、2009年8月11日と9月4日でした。次に見えなくなるのは2025年です。環の消失は、約15年ごとに起こります。2017年には、もっとも開いた状態となります。

©石垣島天文台(国立天文台)/2006年2月2日 撮影

©石垣島天文台(国立天文台)/2006年2月2日 撮影

 

冥王星は、何色?

2015.06.03


みなさん、冥王星ってご存知ですか?

宇宙戦艦ヤマトで、ガミラスの前線基地があったとか。。。

ではなくて、、(笑) 私が子供のころは、太陽系の惑星でしたが、2006年準惑星になりました。

1930年に発見されて、惑星の仲間だったのですが、科学技術の進歩により、たくさんのことがわかってくると、あれ?冥王星って少し違うねと思われていました。なんといっても、軌道面がほかの惑星から大きく外れていて、しかも楕円形です。そして、2005年ついに、冥王星より大きな小惑星が発見され、このままではおかしいということで、2006年国際天文学連合で初めて惑星、準惑星の定義が決められ、冥王星は準惑星になりました。

冥王星は、現在いて座あたりにみえるはずなのですが、暗いので、みることが難しいです。

その冥王星に、NASAの探査機ニュー・ホライズンズが来月最接近します!

2006年1月に打ち上げられ、やっと冥王星まで到達します。

たのしみですよね♪人類は、初めて冥王星の姿を実際の画像でみるかもしれません!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%B3%E3%82%BA

ウィキペディアより

15-011a-NewHorizons-PlutoFlyby-ArtistConcept-14July2015-20150115


 金星が見頃です!

2015-05-24


現在、日没後の西の空に金星がキラキラ輝いています。マイナス4等でとても明るいです。

その金星のななめ上あたりに マイナス2等で木星も見えています。

金星は、地球より太陽の内側にあるので、日没後か日の出前にしかみることはできません。

この日没、日の出の時間は、写真を撮る人にとっては、マジックタイムです‼‼‼

いつもの風景が全く違った色に見えます。そんな時間にさらに楽しさを加えてくれるのが、金星です。

そして、地球から見て太陽から内惑星が一番東側に離れることを「東方最大離角」といいます。

6月7日に金星は、「東方最大離角」を迎えます。つまり、太陽から離れて見やすいということです。ちなみに、西側に離れると「西方最大離角」といい、夜明け前に見られます。

さらに、これから6月30日に向けて、ぐんぐん金星が木星に近づいていきます。

どうぞ、二つの惑星の変化を楽しんでくださいませ。

それから、金星の紹介も少ししますね。

金星は、地球と双子のようによく似た星ですが、少し太陽に近すぎて、灼熱の星となってしまいました。表面温度は、およそ500°c、気圧は90気圧、熱い二酸化炭素の大気があり温室効果で太陽熱を蓄えています。理由はわかりませんが、太陽系の中で、金星だけ自転の向きが逆です。この金星の謎に挑むため、2010年日本の金星探査機「あかつき」が打ち上げられ金星に向かいました。残念ながら2010年12月9日金星周回軌道投入失敗しました。私も、PCの前でネット中継にくぎ付けになりました。でも、あかつきは、まだ生きています!2015年12月7日再び金星軌道へ投入をJAXAが発表しています。がんばれ 「あかつき」!!!

http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2015/06/07/index-j.shtml

http://www.jaxa.jp/projects/sat/planet_c/index_j.html

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/06.html

JAXA

JAXA

4月4日皆既月食があります!

2015-03-31


4日20時54.2分 約12分間 皆既月食があります。

あたたかいですし、桜も咲いていて絶好の月食日和になることと思います!

月はとても明るいので、星を観たい人は 新月が好きです。ただし、皆既月食、皆既日食の日は、特別です!

皆既月食の間は、月が赤く見えます。とても怪しくて素敵なので、ぜひ、夜空を見上げてくださいませ。

写真を撮りたい方は、三脚などでカメラを固定する必要があります。

国立天文台

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/lunar-eclipse.html

アストロアーツ

http://www.astroarts.co.jp/special/20150404lunar_eclipse/index-j.shtml

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オリオン座

2015-03-15


ご存知の方も多いと思います、冬の星座の 目印になるのが オリオン座です

明るい星が多いことと 均整の取れた形で とてもめだちます
現在は、空が暗くなると南の空の真ん中にどーんと輝いています。
オリオン座は、まず 横に並んだ三ツ星をみつけましょう
これが オリオンのベルトの部分になります
それから 三ツ星を 囲むように 位置する 四角形を 見つけましょう
この四角が 胴体になります
この4つの星 対角線の2つが ひときわ明るく光っています
この二つは 1等星です
オリオン座は 星座の中に 1等星が 2つ ある 豪華な星です
(88星座で 1等星を2つもつ星座は 3個しか ありません)

左上が ベテルギウス
右下が リゲルです
この二つを 比べてみると 色が ちがいます
ベテルギウスは 赤っぽく
リゲルは 青白いです

ベテルギウスは 赤い老いた星 リゲルは 青白い 若い星です。

オリオン座は ギリシャ神話の世界では
強くて 背が高くて イケメンの 狩人です。
左手に獅子の毛皮 右手にこんぼうをもっています

神話のせかいで 私が 面白いなあ と 思ったのは
オリオンは たいそう乱暴者で 自分の強さを鼻にかけていたので
女王ヘラが オリオンを懲らしめるため 大サソリを オリオンのあしもとに放します。
さすがのオリオンも サソリの毒には 勝てず 死んでしまいます。
その後 オリオンもサソリも星座として空に上げられますが
今でも オリオンは サソリを苦手として さそり座が東の空に上がってくると 西の空に沈んでしまいます。
現在は、日付がかわるころ、オリオン座が西へ沈んでいくと、東の空からさそり座が上がってきます。

さて そのオリオン座の 三ツ星の下に

肉眼でももやもやとした 雲のような塊がみえます

双眼鏡でみると 縦に並んだ 三つの星の集まりが 見えます
この中央の なんとなくにじんでるようなところが
約1600光年 のかなた にある M42 オリオン大星雲です
望遠鏡で見ると 鳥が羽を広げた形にみえます
まだ 誕生してから 200万年しか たってない散光星雲です
星の赤ちゃんが生まれている 場所です
この写真は 大望遠鏡で写したものなので 観望会では このようには 見えませんが 色も 白っぽくしかみえません
200万年って 人類の歴史からすると すごい長いですけど
天文学のスケールで いうと 短いようです
たとえば 太陽系は 46億年前に 出来て
6億年かけて 生命体が生まれ
40億年かけて 進化してきた
ということから 考えて
たとえば 太陽系が 46歳だったら M42は 7日くらいってことでしょうか
びっくりですね ただのもわもわじゃなくて 星のあかちゃんのもわもわなんですね

 http://zukan.kids.yahoo.co.jp/astro/winter/0006.html

 


小さな月

2015-03-06


 

 

3月6日3時5分満月でした。

武蔵野市は、曇りでしたね。この未明の月が今年最小の月だそうです。

月の軌道は楕円形なので、大きさが変わります。

とは言っても、月は一つしか見えないので、肉眼ではいつものお月さまですね。

今年最も大きく見える満月は9月28日です。昨年の秋も、スーパームーンとして騒がれてましたね。

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http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2015/03.html

 


木星の話

2015-03-04


今の見ごろは、なんといっても かに座にいる 木星です
日没とともに、東の空にあらわれ、一晩中みえます。
肉眼でも、とても明るくみえます。
木星は -2.6等 恒星と比べて はるかに明るいので すぐ わかります
私が、自分の望遠鏡を購入して初めて観たのも木星でした!

木星は 太陽から 5番目に位置する 惑星で
ガス惑星です
太陽系の中で 1番大きい惑星です
木星以外の惑星を合わせた質量より 木星1つの質量が大きいそうです
地球と大きさを 比べると
直径が 約11倍 質量が 約300倍 太陽からの距離が 地球-太陽の 5.2倍
木星は しましま模様と 衛星が有名です
木星の衛星は 何個あるでしょう?
私は 4個だと思っていたのですが
実は 60個以上の衛星があるそうです
望遠鏡や双眼鏡で みると とても おもしろいです
ガリレオ・ガリレイが 1610年発見した
ガリレオ衛星といわれる
イオ・ エウロパ・ ガニメデ・ カリスト の4つです
望遠鏡でみていると 数十分ごには この衛星の位置が動いてるのがわかってなかなかおもしろいです
双眼鏡でも 頑張れば 見ることができます
衛星は とてもちいさいので 手がプルプルしないように
手すりに双眼鏡をのせるととか 安定した状態でみると ほんとに 針の穴みたいな 衛星が 見えます!

余談ですが
木星は
太陽になり損ねた星なのだそうです
木星は 太陽の質量の1000分の一です
今の80倍の質量があったら 水素の核融合ができて 太陽になれたかもしれないのだそうです
そして 木星はその 強力な重力で 太陽系に向かってくる 隕石や彗星を吸寄せてくれています

http://www.astroarts.co.jp/special/2015jupiter/index-j.shtml


私は星空案内人

大野あつ子は、三鷹ネットワーク大学で、「星空案内人®№39」の認定を頂いております。

折にふれ、おすすめの星のお話、近日起こる天文ショーをご案内させて頂きます。

皆様が、宇宙に思いをはせ、心を宇宙大に広げて頂けるとうれしく思います。

また、ぜひ、地球の大切さ貴重さを考えて頂ける機会になればと思います。
星のソムリエ 002

2015-03-03