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 議会2日目、昨日に引き続き4人の一般質問が行われ、その後議案審議に移りました。

その中で、住民の皆様の生活に直接かかわってくる、国民健康保険税条例の一部改正についてご報告します。

町では、国民健康保険を適正に運営するため、毎年一般会計からの繰り入れを行っています。

その金額は、平成24年度で4億9,500万円、多摩30市町村の中でも上位を占めています。

保険料の改定が行われなければ、繰入額はさらに膨らむ可能性があります。

今回の条例改正により、8,600万円の赤字を3年間で補てんします。

保険料の値上げ率は、平均で1.6%の増となります。

増額する一方で、今回の改正では4月の消費増税の影響が大きい低所得者に対しては、軽減措置が図られます。

その内容は、これまでの割引率6割、4割を、7割、5割、2割に改正するため、対象者は保険料がこれまでよりも安くなります。

該当する人は4,216名の予定です。

それ以外の世帯は保険料の増額となり、年収300万円、夫婦と子ども2人のモデル家庭では、年間1万500円、率にして4.6%の増となります。

これまでも、医療費の伸びなどで国民健康保険全体の金額は毎年3%ずつ増えており、今後も65歳以上の高齢者が増えることから伸びが予測されます。

予防や検診、保健師による健康指導などに力を入れ、医療費の伸びや保険料の増額を抑制できるよう取り組んでいきたいと思います。

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瑞穂町 小川龍美