11月8日から14日までの日程で台湾調査団として中華水土木保持學會と中華防災學會の先生方13名が来日されて、9日午後から三好市山城町の大歩危峡まんなか、において「日本と台湾の土砂防災と農村創生の取り組み」についてシンポジウムが開催されました。主催は(一社)国際砂防協会と四国土砂防災ネットワーク議員連盟であり、私も議員連盟の事務局として出席しました。シンポジウムでは日本側は「2014年8月豪雨による四国中央部の地すべり災害の特徴と実態」と題し、笹原克夫 高知大学教授の講演ほか2課題また、台湾側から「ソウデロア台風(2015年台風13号)による国有林の被害状況と処理」と題し、農業委員會林務局治山課長の林先生の講演ほか1課題の発表がありました。午後5時45分にシンポジウムが閉会し、6時30分より四国土砂防災ネットワーク議員連盟主催で台湾調査団を地元の阿波踊りなどで歓迎しました。10日は大歩危の隆起による岩の変成、国指定
天然記念物「岩礫片岩」の調査や西祖谷山村の善徳地区地すべり対策事業を視察することになっています。日台砂防共同研究会を通じて日本と台湾の交流が益々発展することを希望しています。