平成24年2月23日(木)にニューウェルシティ宮崎で開催されました平成23年度宮崎県市長会研修会に宮崎大学工学部土木環境工学科の原田隆典教授が「災害の想定と危機管理のあり方」”~地震・津波災害が怖くない社会への道~”を演題に講演がありました。
危機管理におけるリスクの基礎知識
R(リスク)=C(被害損失額または死者数)×P(その他被害が発生する確率)
リスクRを減らす方法は、①損失額Cを減らす対策②損失が発生する確率Pを減らす対策③①と②の組み合わせ
災害が発生したときの損失額・死者数Cを想定し、このCを減らすために①戦略②計画的対策③技術開発の3点に重点を置く必要があるとの内容に市民の方の防災・減災で生命と財産を守ることが大事であることを感じました。
11日に続き12日も防災士研修(専門コース)を受講しました。研修の1限目は株式会社兵庫商会で代表取締役をされている田中保三社長の阪神・淡路大震災で神戸市長田区の自宅で死の恐怖と予感、でも死ななかったことは生かされていると実感したとの体験を披露されました。
『通常15分で行ける会社に2時間かけて行ってみると全6棟中5棟が焼失する会社を見ながら呆然自失、失くなった「モノ」を勘定しても元に戻らない。「モノ」ではなく「ヒト」が大事。「誰からやるだろう」では物事は動かない。「誰がやる」ではなく「今、自分に何が出来るか」を考えると見えてくるものがある。』
以来、地域のコミニュティを大切にしながらボランティアグループ「まち・コミュニケーション」と手を携えて防災のまりづくりに積極的に取り組まれている内容でした。
大変に感動の余韻を感じつつ研修の最後の防災士資格試験を受験しました。都城市で開催された第1回防災士研修から一緒に受講した長峯都城市長と合格を誓いあいました。
2月11日・12日の二日間、宮崎県総合保健センターで開催された、平成23年度宮崎県防災士養成研修(専門コース)の第一日目を受講しました。
第1時限は宮城県山元町立山下中学校の渡辺修次校長による「東日本大震災の状況と避難所としての学校対応」と題し講話がありました。
私達、公明党宮崎市議団6名は、山元町へ災害支援ボランティア活動へ参加したこともあり渡辺校長先生に講話に情景が浮かんできました。避難所で最も大事な事は「情報の入手と伝達」「コミュケーション」との話に、まさしくその通りと感じました。そして何処の避難所も大変なご苦労をされている中、山元中学校は、避難者の目線での対応に渡辺校長先生の強いリーダーシップと共に平時から危機管理の意識の高さらうかがえる内容でした。
自宅も津波で大変な被害を受けた中、自宅に帰らず学校で4ケ月間も寝泊りをされていたとのことでした。
明日は、二日目の研修を受講後、防災士試験があります。全力で頑張ります。
山元町の復興シンボルとしての「よみガエル」
2月8日(火)、鹿児島県日置市にある高齢者多機能福祉施設「ふきあげタウ
ン」へ視察に伺いいました。
ふきあげタウンは国民年金受給者も入れるサービス付き高齢者住宅「希の里」
、小規模多機能ホーム「百佑」、グループホーム「百美」の3施設がありました。
特にれるサービス付き高齢者住宅「希の里」については、「公明党の秋野参議院
議員・成尾鹿児島県議・黒田日置市議のネットワークで低所得者でも入居可能
となれるよう国の認可がおりました。」と大変に感謝をして頂きました。
前原理事長は「親を施設に預けるに周りに気兼ねをされる。だから周りの方が
遊びに来たとき良いところに預けたねと言って頂ける施設です」との説明があり
ました。ベットやカーテン等各部屋に備え付ける調度品は理事長が利用者の
立場から選ばれたとのことでした
理事長が「ともかく1日でも楽しく長生きしてほしい」との熱き思いで作った
施設は外観・内観ともに級リゾートホテルを思わせる作りとなっていました。
ロビーは清潔感・高級感がありました
真中は前原理事長
右から
島田・上野・谷口・木戸・上田各議員