「震災と動物愛護」 の絵画展
いつもお世話になっているNPO法人「アニマルクラブ石巻」の阿部智子代表からご案内を頂き、東京都世田谷区のギャラリー梅猫庵で8/3〜8/19まで開催される「わすれないでね…五井美沙作品展&アニマルクラブ石巻の仲間たち」を事前に見せて頂きました。
公明党動物愛護管理推進委員会の鰐淵洋子衆院議員と、地元の栗林のり子都議も駆けつけて頂き、阿部代表と震災後の動物愛護活動の経験や今後の課題などをめぐり意見交換もして頂きました。
五井(ごのい)美沙さんは、アニマルクラブ石巻の動物ボランティアとして活動する傍ら、同クラブで保護された犬や猫の絵を描いていた方です。残念ながら東日本大震災の津波により29歳の若さでお亡くなりになられました。
今回の展示は、五井さんの動物愛護への思いと震災のことを忘れないでもらえたら、と企画されたものです。五井さんが描いた動物の絵画十数点が展示されています。
それぞれの絵には、モデルとなった犬や猫がどのような理由で保護されたのか、という文章も添えられていました。一匹一匹の物語を読むと、動物愛護活動は、動物の命を守ることだけではなく社会的な問題の解決にも意義ある取り組みだということが分かってきます。
五井さんの作品の他にも、震災後のアニマルクラブ石巻の活動を紹介したパネルもありますので、震災の風化防止という観点からも是非、多くの人に鑑賞して頂ければ幸いです。
展示名「わすれないでね…五井美沙作品展&アニマルクラブ石巻の仲間たち」
場所「梅猫庵」東京都世田谷区梅丘1-44-10
期間は8/3(金)から8/19(日)まで、入場無料。
時間は12:00~19:00(最終日は17:00まで)、月曜・木曜休み。