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南魚沼市国民健康保険運営協議会を開催
南魚沼市国民健康保険運営協議会を井口一郎市長・市担当部長・課長・係長が出席して市役所で開催されました。今どこの市町村も国保の財政が厳しい現状です。当市も今後どのように運営するか協議を行いました。
H21年度国保支出金は、59億7,636万円です。H23年度見込みでは、基金繰り入れが出来ない事で(2億5千万円)、医療費の伸び(6千6百 万円)、予定収納率(91%)を見込むと、約3億5千3百万円の増額になり、31.1%の伸び率となります。H22年度一人当たり医療費は一般 @241,517円・退職@319,652円となっており、高額療養費は1件当たり@71,252円となっています。
H22年度の国保税は、基金から2億5千万円取り崩し、繰越金を3千万円繰入て圧縮しましたが、賦課総額が前年比6.8%増加することとなりまし た。今後も療養の給付が増加する中で、H22年度末の基金残高の見込みは1千6百万円程度となり、今後の国保税の取り扱いについて結論をださなけれならな い待ったなしのところまで来ています。急激な国保税の値上げは被保険者の大きな混乱を招きます。年末まで方向性を出すべき協議会を行っていきます。
私は、今やるべき事はあるのではと、再三再四提言して来た「ジェネリック医薬品・希望カード」がようやく実現しましたが、まだまだ知らない人が多い 現実に、推進啓発を進めると同時に、予防医療の大切さをもっともっと感じます。他人事ではありません!私達で出来る事をしっかりとやらねばと感じます。と 同時に国も地方に任せるだけではなく国保の昔と今の体制が大きく変わっている現実に、もっと真剣に早急に交付率を上げるべきと強く求めます。