目黒区議会 災害時BCP(業務継続計画)
目黒区議会では、大規模災害時に目黒区の業務が停滞しないよう、議会側の対応を明文化したBCPを23区で初めて策定しました。これは、目黒区行政側の災害対策本部と連動して、区議会の災害対策会議を設置し、行政側が災害の初動対応に専念できるよう、議員が個別に要望を伝えるのではなく、対策会議で意見を集約し、必要に応じて区議会事務局を通じて行政側に伝える事としました。また、災害復旧にかかる瓦礫の撤去や被災者支援など、議決が必要となる場合に、被災によって議員の欠席を想定した議会の運営方法についてなど、条例や会議規則で規定していないケースの対応も盛り込んでおります。
目黒区議会では、区議会BCPの策定について、2016年12月に議会運営委員会で提案され、2017年1月から本格的に検討を進め、5月にメンバーが入れ替わりましたが内容を引き継ぎ2月上旬に完成しました。私も後半部分での検討メンバーに加わりましたが、大規模な災害が多発している昨今では、あらかじめの準備を進めていければ、「転ばぬ先の杖」となり、いざという時に必ずや身を助けると思います。議会事務局の皆様には作成に対して、大変お世話になりました。ありがとうございます。