松阪市議会議員  松岡つねお(まつおか つねお)

安心・安全・希望の松阪目指して!

#非常勤職員雇用変更で申し入れ

新聞社記事・WEB記事 / 2019年12月17日

三重 NEWS WEB/ NHK /2019年12月17日 19時53分…より転載!

 

非常勤公務員と常勤の公務員の格差が全国の自治体で課題となる中、松阪市で働く非常勤職員が来年度から大幅な賃下げや雇い止めにつながる可能性のある雇用形態の変更を市から迫られているとして非常勤職員などを支援する労働組合が17日、市に撤回の申し入れをしました。

 

松阪市に申し入れを行ったのは松阪市と伊勢市の地域労働組合「南勢ユニオン」です。

南勢ユニオンなどによりますと松阪市は、市で働く約200人の非常勤職員について来年4月以降、第2種と呼ばれる雇用形態から第3種と呼ばれる形態への変更の可能性を各課で模索するよう指示しているということです。

具体的には第3種に変更されると給料は70万円ほど減るということです。

また、これまで支給されていた健康保険などの制度も適用されなくなる可能性があるということです。

申し入れのあと会見した南勢ユニオンの奥野忠書記長は「長年働いてきた非常勤職員の暮らしの問題をどうするかの配慮を行うという発言は一切なかった。組合に相談窓口を設置し、今後も善処を働きかけたい」と話していました。

これに対し松阪市は現在、1000人余りの非常勤職員を対象に任用形態の希望を問う調査を行っているとしたうえで、「申し入れについては真摯に受け止めている。今後の調査結果をふまえて対応を考えたい」と話しています。

 

松阪市庁舎