松阪市議会議員  松岡つねお(まつおか つねお)

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#「フードバンク」を国が支援も 食品ロス削減へ骨子案

新聞社記事・WEB記事 / 2019年11月25日

NHK NEWSWEB/2019年11月25日 19時33分…より転載!

 

まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」削減を目指した国の会議が開かれ、生活に困っている人たちに食品を提供する「フードバンク」の取り組みを国が支援することなどを盛り込んだ基本方針の骨子案が示されました。

 

「食品ロス」をめぐっては先月、「食品ロス削減推進法」が施行され、国は今年度中に基本方針を策定することになっています。

 

これについて議論する「食品ロス削減推進会議」の初めての会合が25日、東京都内で開かれ、農林水産省や環境省など関係する省庁の大臣や有識者など合わせて18人が出席しました。

 

冒頭で会議の会長を務める衛藤消費者担当大臣があいさつし、「生産から消費まで各段階での取り組みが必要だ。しっかりした基本方針を作りたい」と述べました。

 

また、小泉環境大臣は「アメリカでは、余った料理は持ち帰るという習慣が定着していた。日本でも広めていきたい」と述べました。会合では基本方針の骨子案が示され、各地の自治体に食品ロス削減計画を作るよう促すことや、「フードバンク」の取り組みを国として支援することなどが盛り込まれました。

 

これについて出席者からは、自治体への支援策を具体的に示すべきだとか、「食べ残し」の持ち帰りなどで安全性についてのルール作りが必要だなどの意見が出されました。

 

国の基本計画は会議で取りまとめたうえで一般から意見を募るパブリックコメントを経て、今年度中に公表されるということです。

 

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