SEIKYO online 2017年1月16日…より転載!

“励ましの心”が復興と前進の力

 明17日で阪神・淡路大震災から22年を迎える。日常生活で震災の痕跡を感じることは少なくなった。一方、「心のケア」や「地域コミュニティー」の重要性が、阪神・淡路大震災を機に、社会に定着した。また、1995年は「ボランティア元年」と呼ばれ、この年から、被災地に全国から救援へ向かう運動が定着した。現在、1・17は「防災とボランティアの日」と定られ、15日から21日までは、「防災とボランティア週間」として、啓発運動も行われている。

 地域における“つながり”や絆の重要性が再認識される中で、その一翼を担ってきた学会員は多い。兵庫・西宮市の山下和夫さんもその一人。19歳から消防団員として活動し、47歳の時に大震災に遭遇。自身が被災する中、不眠不休の救援活動に奔走した。「あの時ほど、人と人のつながりの大切さを感じたことはありません」。以来、防災の啓発をはじめとする地域活動に尽力。こうした取り組みが評価され、消防庁長官から永年勤続功労章を授与された。広布の舞台では支部長として、一人を大切に真心を尽つくす日々だ。

 神戸市の関西国際文化センターでは、講演会や展示会などを数多く開催し、兵庫から復興へ向けた励しと希望を発信し続けている。2015年には、「負けたらあかん! 負げでたまっか! フォトエッセー展」を開催。昨年は「心の財は絶対に壊ない!――神戸から東北へ励ましのメッセージを贈ろう」の企画展示が催された。両展は、東日本大震災の被災地となった東北でも開催され、神戸と合わせ、それぞれ約1万人が来場。神戸から東北や熊本の友へ、エールを発信し、共に未来への一歩を踏み出している。

 物質的な豊かさを一瞬にして奪った震災は、被災した人々に“本当に価値ある人生とは何か”との問いを投げ掛けた。また、被災地に限らず、超高齢社会や過疎化など、迫り来る地域の難題に誰もが直面しうる時代に入った。慈愛の声、同苦の心、苦難に負けない人間の歩みは、万人に生きる力をもたらす。池田先生は、兵庫の友に綴った。「厳然たる復興を遂げてきた兵庫は、人類の希望の先進地」「世界が仰ぎ見るモデルと輝やいていく」と。

 今年、国際交流の拠点・神戸は開港150年という新しい時代を迎えた。“心の絆”“励ましの力”が地域を潤おし、発展させていく。自他共の幸福を目指す「共助の力」の大切さを、社会、世界に発信していきたい。

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