松阪市議会議員  松岡つねお(まつおか つねお)

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# 伊勢志摩サミット「世界経済は厳しい状況」!

新聞社記事・WEB記事 / 2016年5月26日

NHK:NEWSWEB-5月26日19時12分…より転載!

26日に開幕したG7伊勢志摩サミットは、最初の討議で焦点の世界経済について意見を交わしました。各国の首脳は「世界経済が厳しい状況にある」という認識を共有したうえで、世界経済の持続的な成長に向けて機動的な財政出動や構造改革など政策を総動員することで一致しました。

 

G7伊勢志摩サミットは開幕後、最初の討議が焦点の「世界経済」で、各国の首脳らは予定された時間を超えて意見を交わしました。

この中で安倍総理大臣は「世界経済は今、まさに分岐点にあり、政策的対応を誤ると危機に陥るリスクがあることは認識しておかなければならない」などと述べ、G7の結束を呼びかけました。

討議では、世界経済の現状について意見を交わし、リーマンショック以降、世界経済をけん引してきた中国をはじめ新興国の経済が停滞していることなど、直面するリスクを確認しました。

そして、G7として「世界経済が厳しい状況にある」という認識を共有したうえで、世界経済の持続的な成長に向けて機動的な財政出動や、構造改革など政策を総動員することで一致しました。

ただ、安倍総理大臣が言及した「危機」という表現に対し、一部の国から「その表現は強すぎるのではないか」という指摘が出されたことから、首脳宣言の取りまとめに向け、文言の調整を行うことになりました。

このほかいわゆる「パナマ文書」の問題をきっかけにした課税逃れ対策については、課税の不公平感が中間層の不満につながっているといった意見が出され、G7各国が対策の強化で足並みをそろえていくことを確認しました。

 

首相 世界経済はリスク直面の認識で一致

 

安倍総理大臣は、26日夜、G7伊勢志摩サミットの会場となっているホテルで記者団に対し、世界経済はリスクに直面しているという認識で一致したとしたうえで、アベノミクスの三本の矢をG7=主要7か国で展開し、持続的な成長を目指していく考えを示しました。

この中で、安倍総理大臣は、26日に開幕したG7伊勢志摩サミットで、世界経済などを巡って行われた最初の討議について、「世界経済は大きなリスクに直面しているという認識については一致することができた。そのリスクに立ち向かうために、『伊勢志摩経済イニシアチブ』の取りまとめに合意できたことは大きな成果だった」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「『伊勢志摩経済イニシアチブ』に基づいて、アベノミクスの三本の矢をまさに今度は世界で展開していきたい。G7で展開していくことになった」と述べ、財政政策、金融政策、それに、構造改革からなるアベノミクス三本の矢をG7=主要7か国で展開し、持続的な成長を目指していく考えを示しました。

一方、安倍総理大臣は、8年前の北海道洞爺湖サミットについて、「リーマンショックの僅か数か月前だったが、経済についてはほとんど議論されなかった。リスクをしっかり認識していかなければ、正しい対応ができないということではないか」と述べました。

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