松阪市議会議員  松岡つねお(まつおか つねお)

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☆閣僚折衝で介護報酬など決定!

新聞社記事・WEB記事 福祉 / 2015年1月11日

◇1月11日NHKNEWSWEB 19時07分…より転載!

 

新年度・平成27年度の政府予算案を巡り、麻生副総理兼財務大臣と各閣僚との折衝が行われ、焦点になっていた「介護報酬」の改定は、塩崎厚生労働大臣との折衝で全体で2.27%引き下げることになりました。

 

新年度予算案を巡る閣僚折衝は11日、財務省で行われ、焦点になっていた介護サービスを提供した事業者に支払われる介護報酬の改定は、塩崎厚生労働大臣との折衝で全体で2.27%引き下げることが決まりました。

また、消費税率10%への引き上げ延期に伴い、対応が検討されてきた社会保障の充実策は、子育て支援を予定どおりすべて実施する一方、低所得者の介護保険の保険料軽減措置を一部の実施にとどめたり、所得が少ない年金受給者への給付金を先送りしたりすることになりました。

また下村文部科学大臣との折衝では、段階的に進めることにしている幼児教育の無償化に向けて、「幼稚園就園奨励費」の予算を充実させることが決まりました。

私立幼稚園に子どもを通わせている世帯のうち、市町村民税が非課税の世帯の負担を月額9100円から3000円とするなど、保護者の負担を軽減することになりました。

中谷防衛大臣との折衝では、国産の新型哨戒機P1を20機長期契約で調達するため、総額3504億円を盛り込むことになりました。

西川農林水産大臣との折衝では、畜産や酪農のコスト削減を進め海外との競争力を高めるため、牛舎の増設や機械の導入支援、それに家畜の餌にするコメを生産拡大するための予算などが認められました。

宮沢経済産業大臣との折衝では、次世代のロボットに必要な人工知能やセンサーなど、中核技術を研究開発するための予算として、111億円を盛り込むことになりました。

岸田外務大臣との折衝では、要求段階で新たに15か所設けたいとしていた大使館や総領事館のうち、インド洋のモルディブや中央アジアのタジキスタンなど、過去最多の8か所が認められました。

閣僚折衝は、12日行われる高市総務大臣との折衝ですべて終わり、政府は一般会計の総額で96兆3000億円から4000億円程度とする方向で調整を進めている新年度予算案を、今月14日に閣議決定することにしています。

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厚生労働相「介護ただすべきはただす」

 

塩崎厚生労働大臣は麻生副総理兼財務大臣との折衝のあと記者会見し、介護報酬を全体で2.27%引き下げることを決めたことについて「どれだけ国民負担をお願いしながらよいサービスを提供できるか絶えず考えなければならない。介護についても、ただすべきはただし充実すべきは充実することが大切だ」と述べました。

また塩崎大臣は、処遇改善に取り組んだ施設の介護職員の賃金を、月額で最大1万2000円増やせるよう予算措置を講じることについて「処遇改善は、当初1万円と言われていたが1万2000円に拡充した。人材確保に資する新しい考え方を示すことができた」と述べました。

 15.1.11NHKニュース