バックナンバー 2017年 5月

東京で地域包括ケア特別講座を受講しました。

170519地域包括ケア特別講座

以下、受講メモです( ..)φ

 

地域包括ケア特別講座 「地域福祉政策の立案に向けて」
  地方議員がいま取り組むべき課題 <基礎編>

講師 公益社団法人かながわ福祉サービス振興会
理事長 瀬戸恒彦 氏

  • 地域福祉計画は法定福祉計画。
  • 高齢福祉計画・障がい福祉計画と整合性を持ちながら地域福祉計画は作られなければならない。作って終わりではなく、PDCAサイクルを繰り返すことが大事。

(1)福祉施策を取り巻く環境

  • 近年は軽度(要支援1・2)の認定者数の増加が大きい。
  • 社会保障給付費は2016年度予算ベースで3兆円。割合は、年金5:医療3:福祉その他2。20年前は、年金5:医療4:福祉その他1。

(2)これからの福祉政策

  • 平成2年の改革で、医療は県、福祉は市町村が担うことになった。
  • 地域が先行して取り組む中で、国・法律は後から付いてくる。
  • 介護保険法が施行されたのは2000年。今、2035年の保健医療システムの構築に向け、地域包括ケアシステムの深化で「縦割」から「丸ごと」への転換が図られている。=「地域共生社会」の実現。
  • 子どもへの視点。デンマークは「国がいったん預かり、親に戻す」。
  • 福祉は足し算。ヒット商品で利益が急増するような分野ではない。
  • 福祉サービスにおける生産性向上が従事者の給与アップにつながる。

(3)地域共生社会の実現

  • 虫の目(=現場の目)・鳥の目(=俯瞰する目)・魚の目(=時間の流れを見る目)が要る。

(4)介護保険制度見直しの方向

  • 市町村の保険者機能の強化=高齢者の自立支援・重度化防止の展開。
  • 和光市・大分県では要介護認定率の減少=元気になっている。
  • 全ての自治体が総合事業を実施する平成29年度以降、「自立」を目標にしたケアマネジメントの重要性。

(5)人生100歳時代の設計図を考える

  • この100年で寿命は2倍に、50年で百寿者は300倍に。1963年153人 (300倍) ⇒ 2011年48,000人。
  • 百寿者は2050年には68万人に。60歳で定年し、40年間何をするか。
  • 健康増進・虚弱予防の研究と推進。
  • サルコペニア(筋肉の減少)・フレイル(虚弱)予防の3つの柱。食事(栄養)・運動(身体活動)・社会参加。
  • 社会性の欠如からサルコペニアになりやすい。社会性の維持が大事。これを政策にすることが大事。
  • 「未病センター」=産官学連携による「食べる・歩く・社会参加」ビジネスモデルの構築。茅ヶ崎・小田原。

(6)その他

  • 住み慣れた地域で暮らし続けられる社会を。手続き記憶は衰えない。手続き記憶は活用できる。(藤沢市の事例)

現在、松山市議会市民福祉委員会では、地域包括ケアシステムの展望について閉会中の調査・研究に取り組んでいて、今後は委員会としての提言取りまとめに入ります。そうした中、

  • 「地域共生社会」の実現
  • 市町村の保険者機能の強化(「自立」を目標にしたケアマネジメント)
  • 「未病センター」の取り組み

など、今回のセミナーで得た知見は大変に参考になりました。

地域の支えあいを構築していく上で、対象者(校区):担い手(地域・町内会・地区社協):拠り所(公民館・コミセン)の区割りのミスマッチを解消することが大事ではないかと思っています。

昨日ポストにあった市議会だより。3月議会の一般質問ダイジェストが掲載されてました。

  • 奨学資金制度の拡充で地方創生を
  • アール・ブリュットの普及と祭典の開催を

以前にも質問してますが、容易には進みません(__)

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昨日5/6.松山市小中学校PTA連合会の平成29年度定期総会に参加して、生涯教育功労賞をいただきました。

170506市P連功労表彰②

賞状の写真ばかりアップしてもいけませんが、一区切り、ケジメです。

170506市P連功労表彰

振り返ると、昨年まで今の時期は連日、PTAの関連行事で目白押しでした。何か、新しいことを始めたいな、とも考えています。

連休に入ってようやく時間ができたと言いますか、落ち着いてきたと言いますか、整理がついたと言いますか、自分のことに気が回ってきまして…午前中の憲法記念日街頭演説会に続き、午後からは実績を取材してきました。

 

◎ 県で初の自転車専用道が中央山越線に開通!!

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自転車は軽車両であり、車道を通行しなければいけません。しかし、現状は歩道を通行している自転車も多く、移動に困難を伴う方から、

自転車が歩道を走っていて危ない。規制や対策はどうなっているのか?

条例化を考えたほうがいい。人にやさしいまちづくりにとって一番大事なこと

とのご意見をいただいておりました。

ご指摘を踏まえ、よしとみは平成23年12月定例会一般質問において、「1.自転車の交通安全施策について」「(1)安全な自転車通行のためのルールづくりについて」と題し、歩行者の道、自転車の道、車の道の明確化とルールづくり、自転車道などの整備について質疑・提案をしていました。

 

◎ 旧空港通り【県道18号線 松山空港線】パチンコ「天国」前に横断歩道を設置!!

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【県道18号線 松山空港線】ジョイランド21付近(空港通6丁目12~15)は、路線の東西に設置されている信号機までは距離があるため、信号機のないところを横断する方が多くて危険である。

近くに障がいのある方の就労施設も集中しており、県民・市民の安全のために横断歩道を設置していただきたい。

昨年・平成28年の7月にご相談がありました。

早速よしとみは現地を取材し、木村県議に転送。木村県議は県担当部局に対応を要請しました。

そうして、松山西署と県管理者と就労支援事業所で協議をした結果、年度内に横断歩道を設置する予定となり、市でも標示等の整備を行うこととなっていました。

 

◎ 【石井5号線】柚之木橋の両端(土居町)にカーブミラー設置!!

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市道【石井5号線】柚之木橋北側(土居町911)の十字路は見晴らしが悪く、出会い頭の事故が後を絶たない。そのため、カーブミラーを設置するなど、安全対策を講じていただきたい。なお、電柱は既設のものがある。

また、同線柚之木橋南側の「ショートステイセンター」(土居町644)前のT字路は見晴らしが悪い上、T字交差に気付き難いために車両等が減速せず、大変危険である。同じく、安全対策を講じていただきたい。

昨年・平成28年9月に地域の方からご相談がありました。

よしとみは早速、ご相談者と一緒に現地を確認し、松山市道路管理課に対応を要請。

その後、道路管理課とご相談者で地立ち会い、2か橋の南北にカーブミラーを設置する予定となっていました。

 

◎ サークルK松山立花店前十字路の安全対策を強化!!

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サークルK松山立花店(立花6丁目384-5)前の市道【素鵞7号線】と【素鵞5号線】の十字路は、自動車・バイク・自転車・歩行者を問わず接触事故が大変多い。

そのため、横断歩道の設置により注意喚起を図るなど、安全対策を講じていただきたい。

昨年・平成28年9月にご相談がありました。

よしとみは早速、現地を取材し、松山市道路管理課に対応を要請。

12月に道路管理課から回答があり、県警と協議した結果、2月上旬までに下記の対策を講じることとなっていました。

  1. 停止線位置の変更
  2. 十字線の設置
  3. ドット線の設置

「小さな声を聴く力」

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松山市 吉冨健一
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