昨日はコミセンで開催された第27回愛媛県市議会議員研修会に参加しました。
「ニュースの裏側から見る、政治・経済」と題して、読売テレビ放送/報道局/解説委員/高岡達之氏のご講演。
会場の隅から隅まで何度でも行き来して、水も飲まず、2時間ノンストップのパワフルなご講演。さすがプロです。大変、勉強になりました。
以下、メモです( ..)φ
1.地方議員の役割
(1)地方議員は、その地方での解説委員でなければならない。
グローバルな、または国内のニュースが、その地方にとってどういう意味を持つのか解説する。
(2)地方議員は、その地域がどうやって稼ぎ、食っていくのか、知らなければならない。
2.いかにして地域再生をするか
(1) 社会に共通の問題点を知り、そこに役立つことで活路を拓く。
日本の企業は、自社の問題点を明らかにして改善をしていくのは得意。その結果、余計な、不要な付加価値ばかりが目立つようになった。
(2)時に、無名であっても世界に通用する技術はある。
(3)どうしようもない、それしかないなら、それを活かすのが地域の再生。
3.グローバル化の中で
「幸せ」は一様でない。国によって、違う。外国人労働者は何を求めるか。
(1)フィリピン
フィリピンでは、①神に祈る場所があること ②日に3回、温かい食事を得られることが生活の大前提。在日生活であっても、これが損なわれるのは耐え難いこと。
(2)ベトナム
ベトナムの人は、日本でどんな技術を得られるかを重視する。しかし、オートメーション化された現在の工場では技術は不要。そのため離職が止まなかった。ベトナムの人は山のようにご飯を食べ、山のように野菜も食べるので、スタイルがいい。そこで「社員食堂」を設けた。そうしたところ、離職が0に。かつて日本で当たり前だった「差別なく、皆で食事する」という文化が共感を呼んだ。
(3)インド
インドのカレーは一様でない。地域、家庭、個々人に、それぞれの味がある。要望を聴き、それぞれのカレーを用意することでビジネスチャンスをものにした事例。
4.インバウンド(訪日外国人観光客)はターゲットを明確に
(1)欧米からの観光客が求めるもの3つ
①学び
②そこにしかない食べ物
③遺産・遺構
+④路面電車
(2)ロケット佐々木に学ぶべし