2011.5.17(火)
今日から松山市議会もクールビズになりました。
実施期間は、5/16~10/14。(市役所においても同期間で実施。)
それと、議会棟廊下の電灯を半分消灯し節電。
am&pm.庁舎にて市民相談。
報道に「生活保護200万人」突破とありました。約60年ぶりの事象。
最近は、医療費に関するご相談を受けることが増えています。
昨日5/16.公明党愛媛県本部で伊方発電所(伊方原発)を視察。
質疑への回答を含め、事業所から種々説明を受けました。
<発電所概況>
・昭和53年6月1日、1号機稼働。稼働年数もうじき33年。
・現在は1・2・3号機体制。
・社員350名。通常は関連事業所含め1,700名が勤務。定期点検時は多くて2,500名程度が従業。
・原子炉は「加圧水型軽水炉」。
“原子炉容器用回路”と“発電タービン用回路”の2つが存在。
発電機と連結するタービンを回転させる蒸気(水)は、原子炉容器を通らない。
<安全性>
・発電所の沖合8kmの伊予灘海底を「中央構造線断層帯」が東西に走っている。
・瀬戸内は水深が浅く、また中央構造線断層帯は横ずれ断層であり、津波による最高潮位は4.3mを想定。
・敷地は標高10mであり、最高潮位を上回っている。
<耐震性>
・定期的に設備・備品交換を実施。原子炉下部の交換は未実施。
炉心溶融には至らないことが前提。
・試験片で定期的に劣化検査。
<実施済の短期対応>
・電源確保対策として、電源車追加配備済。
・除熱機能・冷却確保として、既存消防車2台に加え、32mの高台に可搬型消防ポンプ等配備済。
・建屋等への浸水対策として、建屋入口扉等へシール施工済。
・高温停止状態までの設備・資器材の緊急点検、及び、緊急時対応計画策定と訓練を実施済。
・低温停止へ移行するための手順書等整備、訓練実施済。
公明党のエネルギー政策については、公明党井上幹事長が5/13の記者会見で次のように述べています。
原子力は過渡的なエネルギーとして、安全性をしっかり担保しながら、当面は容認する。(将来は)太陽、水素エネルギーを強力に推進し、供給体制や社会を作り上げることが基本方針だ