上田市議会議員 松尾たかし

子どもの医療費窓口無料化に向けて

社会 / 2016年12月29日

12月28日(水)
本日、公明党上田市議団より「こども医療費の見直し」について、母袋市長に緊急の要望書を提出しました。
市町村が行っている子ども医療費助成については窓口無料化をした場合、国民健康保険の補助金を減額するペナルティを科してきました。長野県ではこのペナルティによる減額を避けるため、一時的に医療費を窓口で支払い、後日手数料を引いた金額を支払い者に返金する方法を用いてきました。
20年前に大阪府から長野県に移住してきた私には負担感を感じておりました。市議会議員に立候補する際、この窓口無料化を公約に掲げておりました。そうして地方議員は窓口無料化を実現するためには少子化対策に逆行するこのペナルティの廃止を訴え国会議員と連携するなど取り組んできました。これを受け昨年、公明党山口那津男代表が国会質問で取り上げ、ペナルティの見直しを提言。国は厚生労働省審議会において検討が始まりました。
 そして、12月17日の「国保基盤強化協議会」において塩崎厚労大臣から見直し方針が出されました。
 「平成30年度より未就学児までを対象とする医療費助成については、国保の減額調整措置を行わないこととしたい」との国の結論が出されました。
 いよいよ子ども医療費の窓口無料化に向けての第一歩ではありますがみなさまの声が形に現れる日が近づいています。
いち早く、上田市でも取り組まれるよう、また、長野県と市町村の協議の場を持っていただきたいと思います。

新潟薬科大学の長野薬学部開設について

社会 / 2016年12月20日

IMG_19112016(平成28年)12月20日の日本経済新聞より
新潟薬科大学はJR上田駅前に長野薬学部を2018(平成30年)に開設する計画を進めてきたが予定より1年先送りすると発表。
その理由として
①教育カリキュラムの内容整備や教員の確保といった準備が計画より進まなかった
②地元の病院や薬局による学生の実習の受け入れ体制の整備にも時間がかかる
新潟薬科大学は長野薬学部を開設するにあたり、施設建設費関係の試算額80億円の一部を長野県と上田市に求めていた。
市議会では市の財政負担そのものの考え方や上田市への効果についても検討する必要があると考えていた。
市が財政支援すると仮定しても長野県の財政支援が得られることが前提と考えており、件の判断を待っていたという経過がある。
新聞の内容では資金調達のメドはついているので財政面が延期の理由ではないとあった。
昨日の全員協議会で上田市の執行部から長野薬学部開設が一年延期されること
1、教育計画の充実と運営体制の構築
2、地元の最大限のご理解を得た上で実習の受け入れ環境に時間がかかる
が理由との説明があった。
質疑の中で地元の最大限のご理解とは財政支援のことではないのかとの質問に市当局から明確な答えはありませんでした。
今後、議会でしっかりと議論をしていく上で必要な情報について市には情報提供を求めることと議員の情報収集が必要だと感じました。

長野市の大岡診療所所長 内場 廉氏の講演会に参加

社会 / 2016年12月3日

食事ではます野菜から食べようをはじめ毎日7千歩以上歩く、仲間と一緒に取り組むなどの運動を推進する「サキベジ推進協議会を設立し、活動。生活習慣病や認知症予防に大きな効果があるという。
とくに高血圧や糖尿病、高脂血症は食べ過ぎから起こるとし、毎日の体重・血圧の測定と記録から自分自身が食事や運動への注意力を発揮して行くことが大事。
あらためて自分自身の生活を見直す必要性を感じました。