脳脊髄液減少症です!
皆さんは「脳脊髄液減少症」という病気をご存じでしょうか?
交通事故やスポーツによる外傷などで脊椎の一部が損傷し、そこから脊髄液が漏れてしまうことがあります。
脊髄液が減少すると、脳内の脳脊髄液も減っていきます。
すると、脳もそれとともに下がっていき脳と頭蓋骨をつないでいる神経などが引っ張られて脳の機能低下が起こり、頭痛、首の痛み、めまい、倦怠、視覚障害、吐き気などの症状が出ます。
大人の場合は交通事故や転倒など原因がはっきりわかることが多いですが、子どもの場合は、ボールが頭にぶつかった、トランペットなどの楽器を吹いた、体育の授業中に転んだなどが原因で発症することもあるそうです。
子どもの場合は安静にして水分を摂るなど適切な対応をすることで重篤化を防止することができるとのことです。
今回、学校現場で起こりうる「脳脊髄液減少症」のことを学校の先生達により知ってもらいたいと、脳脊髄液減少症・子ども支援チームの鈴木代表と一緒に教育委員会へ講演会参加のお願いをしてきました。
8月19日に葛飾区で講演会「脳脊髄液減少症をメンタル面から考える」が行われます。
お時間のある方は是非、参加してみてください。